ブロウルの合体位置がアニメ版、向きは玩具版になっており、ヘンにマニアックです。

向かって左は1989年、カバヤトランスフォーマーチョコのロードシーザー。
番組最後期の頃の物で、TFチョコには珍しく中身が選べる様になっていました。
これとは別の時期には3体合体できるタイプのも発売されていた様です。
結構しっかりした造形でパーツ数も決して少なくはないのですが、
体の前面にプロテクターが付いてるデザインのせいか、
可動は腕が前に上がるだけなのがちょっとさびしいです。
ギミックのないおかげで剣は玩具版よりスマートでカッコいいかと思いますが。
他のラインナップは、ビクトリーセイバー、ビクトリーレオ、ランドクロス、
ライオカイザー、ダイノキング、となっていました。

向かって右は1986年のカバヤトランスフォーマーラムネのブルーティカス。
やや少ないパーツながらも背中の光子ミサイルのような目立つパーツから、
スィンドルのパンチの穴のような全然目立たない所まで、なんとかして玩具版の
ディテールを織り込もうとする意欲がうかがえるのが気持ち良いです。
同時期のラインナップはスペリオン、ガーディアン、メナゾールで、
材質は胴体がABS樹脂(プラスチック)、手足がP.V.C(かたいゴム)でした。
下の画像がその時期のパッケージになります。


コーラ味。


コンボイのイラストはアニメ版を意識していますね。  こちらはトランスフォーマーラムネの1985年頃のパッケージです。
どうやらこのシリーズは特にフォーマットは決まっていない様で、
この時期はサイバトロンかデストロンどちらかのエンブレムのついた
キーホルダーがオマケになってました。
エンブレムの部分はポリプロピレンで出来ていて、裏側には以下の
キャラクターのうちいずれかのシールが貼られていました。

コンボイ、ハウンド、ホイルジャック、ランボル、プロール、
メガトロン、サウンドウェーブ、フレンジー、スタースクリーム、ランブル。

当時、立体系食玩では表現しくかったであろう色替えキャラが含まれて
いるのがなかなか面白いです。




ポリプロピレン製。こんなにデカくて、どないせいっちゅーんじゃ?  なんだかよく分からないスターセイバー。
89年のクリスマスに1000円の缶で販売された
お菓子の詰め合わせに入ってたモノです。
だいたい13cm位と食玩としては大きい方のサイズにもかかわらず、
腕がちょっと動く以外に何のギミックも付いてません。
造形も比較的玩具版に忠実(細かいモールドは多少異なります)
なのにもかかわらず、なぜか剣は玩具にもアニメにも似てない、
至って普通の物が持たされています。
一体どういう意図で制作されたのかがイマイチ見えてこない、
なんとも不可解なアイテムです。
※どうやらこれも当時の食玩だった様です。


トランスフォーマー目次に戻る

トップに戻る