ゴーゴン大公なんちゃって

1985年頃、一番初期のカバヤTFガムより情報参謀サウンドウェーブです。
若干頭が小さいのを除けば、かなり良い出来です。
玩具版との大きな違いは右肩のミサイルポッドがない事。銃と一緒に単
3電池に変形して背中に収まるハズなのですが、ギミック共々丸々削除
されています。細かい点では左肩のイジェクトボタンも削除されています。
電源スイッチとボリュームダイヤルは、モールドにより表現されています。

カセットレコーダーの背面には、おそらくベルトに引っかけて使うと思わ
れるフックが付いています。デッキの内側には簡単なモールドが施され
ています。このあたりは玩具版とほぼ同じです。
脚パーツは、玩具版だと体側面にピッタリとハマるのですが、こちらは
そうもいかないので四角いピンで固定する様に変更されています。



他のラインナップはコンボイ、ランボル、スタースクリームでした。
どうもシールが劣化しやすい様ですが、おおむね良い出来です。
しかしランボルだけはヒドい出来でした。変形機構が省略されて
いるため、正面から見るとほとんど顔が見えないのです。

その数ケ月後、リベンジとばかりにランボルの同型ロボのアラート
がリリースされます。写真でしか見た事はないのですが、ほとんど
再現度は完璧な様です。全体的なレベルもグンと上がって、その
後玩具版にほとんど見劣りしない出来の商品が次々とリリースさ
れていく事になります。何ともすごい時代だったんだなあ。


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