ハートキャッチプリキュア感想&パロ34話〜39話


34話  すごいパワーです!キュアムーンライト!!


感想

今まで何度も強い強いとアピールされてきたキュアムーーンライトさんでしたが、
まさかここまで強いとは。文字通りにブロッサム達百人分くらいの力はありそうです。
対して、側面弱い正面割れるで使い道無くなってきたサンフラワーイージス・・・
キュアムーーーンライトさんを一度は弾き飛ばした攻撃が相手では仕方ないですが・・・
とか、ブレスレットを付けてもマリンシュートと互角・・・このシーンは格好良かったですけど、
なクモジャキーさんに未来はあるのかちょっとだけ心配です。


我等がキュアムーーーーンライトの完全復活を祝してゆりさんで遊ぼう

「勇気、愛、友情、優しさ、悲しみ、喜び、たくさんの気持ち、みんなの心・・・」
「男、強さ、優しさ、力、勇気、輝きィ!」
「マリン、勝手にアドリブ入れないでください!」
「男って何? おまけに複数かぶってるよ」
「いやなんかここでボケとかないといけないと思っちゃってさぁ」
「ああっ、ゆりさんの眼鏡が曇ってる! やる気を取り戻させないと大変だよ!」
「私、ゆりさんとプリキュアしたいです。強くて綺麗なキュアムーーーーーンライトは私の憧れです!」
「シックで優雅な銀の衣装!サラリとなびく長い髪、キリリと凛々しいシルエット! 」
ブロッサムとサンシャインは次々とムーーーーーーンライトの美点を誉め称え、マリンがそれに続いた。
「最強のプリキュア、キュアムー大陸ゥ! ・・・あれ、キュアミッドナイトだったっけ?」
「そこでボケちゃダメです!」
「ああっ、ゆりさんが泣いてる! 眼鏡の奥でプルプル震えてるよ!」
「そうだハートキャッチミラージュを!・・・ほーらコロンさんが見てますよー」
「コロンが見ている限り、私は負ける訳には行かない! プリキュアオープンマイハート!」
「ゆりさんがやる気を取り戻した!ついにキュアムーーーーーーーンライトに変身できるんだ!」
「すごく面倒な人だよ全く」
「面倒にしてる張本人が言っていい台詞じゃないと思うんですけど・・・」
「月光に冴える一輪の花、キュアムーーーーーーーーンライトッ!」
「あれ、なんか変身時間短いよ?」
「シュシュッとする奴とプリキュアの種いくですーが無いからしょうがないですよ・・・あ!」
「う・・・コロン・・・」
「ハートキャッチミラージュ! ハートキャッチミラージュ!」
ブロッサム達は再びコロンの姿を見せ、ついでにタンバリンを叩いてキュアムーーーーーーーーー
ンライトを励まし必死でごまかした。
「私は一人ではない、私はもう一人では戦っていない・・・私の心が満ちるまで私は戦い続ける!」
「ようやく立ち直ったか、待ちくたびれたぞキュアムーーーーーーーーーーンライト」
「あ、ダークプリキュア居たんだぁ」
「散々邪魔をしておいて何だその言い草は。やはりあの時こいつも仕留めるべきだった・・・」
「おっと、そこまでにするじゃき」
「やあこんにちは」
「お前達、なぜここに?」
「サバーク様のご命令で・・・」
「ムーーーーーーーーーーーンライトは私がしとめる! お前達は手出しするな!」
「ぐわっぅぇっ!」「チッぐぅっ!」「ぅぁぁぁぁぁぁあっ!」
突然現れた砂漠の使途の三幹部達は、ダークプリキュアにあっさりふき飛ばされそのまま退場した。
「ゆりさんを守らないと!」
「あたしに任せて! レッドの光の聖なるパフューム、シュシュッと気分でスピードアーップ!」
「いくらなんでも無茶だ! みんなで力を合わせないと・・・」
「あたしを誰だと思ってるの? 測らなくたってダークプリキュアの3サイズくらい一発でわかるよ」
マリンは全身を舐め回す様な視線を送りつつ、蟹の様な動きでダークプリキュアの周囲を歩き回った。
「なんで今3サイズを測る必要があるのかなあ」
「動きだけなら海の名前にちなんだ攻撃と言えなくもないかも知れません」
「おのれちょこまかと!」
「よーしわかったァ! ダークプリキュアの・・・」
マリンのささやきを耳元で聞かされたダークプリキュアは、動揺の色を隠せず思わず叫んだ。
「なぜ昨日の晩ごはんがハンバーグだとわかった!」
「え! そっち? 今度は3サイズの話はどこに行ったの」
「後は私が・・・プリキュアフローラルパワーフォルテッシモ!」
「させるか!ダークパワー・・・ん?」
ムーーーーーーーーーーーーンライトとダークプリキュアが激突しようとした時、突如天空から
赤い雷鳴が轟き、中から仮面を被った長髪の紳士が姿を現した。
「サバーク!」
「サバーク博士、いったい何のご用で」
「先程サソリーナ達を迎えによこしたのだが手ぶらで帰ってきたものでな」
仮面の紳士はダークプリキュアの方に向き直ると言葉を続けた。
「今日はお前の誕生日じゃないか。さあ帰ろうみんなでパーティーだ、ケーキも用意してあるぞ」
「サバーク博士・・・なにィ、あ・・・?」
サバークはダークプリキュアを抱き抱えると、驚く彼女と一緒に急いで基地に引き返していった。
「行っちゃいましたね」
「うん・・・なんだったんだろうね」
「でもキュアムーーーーーーーーーーーーーンライトが完全復活できてよかったよー」
『ゆりさんこれからもよろしくお願いしまーす!』
「え・・・ええ、みんなよろしくね」


付け足し

去年の後半も、西さんと南が毎回仲間を帰らせようとする展開をやるつもりだったのですが、
すごく丁寧に作られた最終回を見せてもらったんで、やらなくていいやとパスしてました。
僕は蒼いプリキュアが一番格好良かったと思いますけど。
今年は数ヶ月ならなんとかなるだろうと久しぶりにやってみる事にしました。
何年も前のテキストからちっとも進歩していないんで、終わる頃までには脳みそのシワ一本分位は
かしこくなっていたいものです。


35話  ワクワク学園祭!ファッション部はバタバタです!!


感想

地味に販促をからめつつゲストキャラ達の再登場、変身出来ないどころか結局見てるだけで
よかった主人公、三人がかりでやっとだった敵を一人で最大火力を使わずに倒しちゃう
ムーンライトさんの前回に引き続いてのとんでもない強さ、と見所の多い話でした。
それはそうと初期の余裕はどこへやら全然余裕に見えなくなったクモジャキーさんの今後が
やはりちょっぴり心配です。


ゆりさんで遊ぼう

「みんないい笑顔。あたしの写真、ポスターに使ってもらえるなんて嬉しいよ」
「俺もこういうの漫画の表紙作りで慣れてるからな」
「お二人ともありがとうございます!(看板にプリキュアは描かなくてもいい気がしますけど)」
「頼むよ、あずさー」
「あたしが司会? 前に衣装も作ってもらったし司会でも何でもやってあげる」
学園祭前日、つぼみ達ファッション部は同級生の助けを借りて無事に準備を終えようとしていた。
「すみません生徒会長、モチつき大会のリハーサルにつきあっていただけますか」
「わかった、すぐ行くよ」
和気あいあいのムードの中、いつきは生徒会役員に呼ばれるとポプリを抱え退席していった。
「後はゆりさんが見つかれば・・・ん?」
突然起きた外の異変に気付き、つぼみ達は同級生らと一緒に様子を見に校庭に出て行った。
「エーイガー!」
「いいぞデザトリアン、全て滅茶苦茶にするがいい!」
「なに? あの暑苦しい男と変な怪物は」
外では、砂漠の使途の幹部の一人クモジャキーが怪物を駆使し暴れさせている最中だった。
『みなさん、危険ですので校庭には決して出ないようにしてください』
「いつきの校内放送だよ、さすが生徒会長は落ち着いてるね。あたし達はもう出ちゃったけど」
「みんなが避難している間に私達は向こうで変し・・・」
「ふたりともどこ行くんだ? みんなと一緒にいないと危ないぞ」
つぼみとえりかはプリキュアに変身しようとした所を同級生に呼び止められた。
「行けない!? まずはみんなを避難させましょう」
「おいキミ、杵と臼はいいから逃げろ! すぐプリキュアが助けに来てくれるから」
「こっちこっち!」
つぼみとえりかは同級生と一緒に生徒の避難を誘導するのに時間を費やした。
「プリキュアはまだか!」
「き、来ませんねぇ・・・何か動けない事情でもあるんでしょうか、ハハハ・・・」
『プリキュアの種いくでしゅー!』
『プリキュアオープンマイハート!』
「あわわわわ・・・いつき、マイク入れっぱ!」
『陽の光浴びる一輪の花、キュアサンシャイン!』
「あれ、なんで放送室からプリキュアの声が聞こえるんだ?」
「えっとこれは作戦です、プリキュアが来るまでの間、録音テープで時間稼ぎをしているんです!」
「いやいくらなんでもそれは無理があるんじゃ・・・」
「どこだどこにいるプリキュア! 隠れてないで正々堂々姿を現すぜよ!」
「さすがは生徒会長、見事な作戦だ!」
「通じたー!?」
「アシタマデニエイガナンテ マニアワナイヨー」
皆がプリキュアの姿を探している最中に、デザトリアンは被害者の心の内を明かし始めた。
「セッカクホトンドデキタノニ サイゴノモジヲfinニスルノカendeニスルノカ キマラナイヨー」
「く、くだらな!」
「雰囲気で決めればいいんじゃないんでしょうか、そんなに真剣に悩まなくても」
「・・・・・」
あまりにもグダグダな内容に、デザトリアン自身の動きも凍りついた。
「チッ、こいつの出番ぜよ・・・闇に沈みダークな心に支配されるぜよ、ダークブレスレット!」
クモジャキーはデザトリアンの中に乗り込むと、ブレスレットで主導権を自分のものにした。
「今度はわしが操るじゃき、うぉーっ」
「遅れて御免、サンフラワーイージス!」
「金色のプリキュア!」
変身を終えたキュアサンシャインが、バリアを張りながらデザトリアンの前に立ちはだかった。
「ようやく姿を見せたな、他のプリキュアは恐れをなして逃げ出したか? なーはっはっ!」
「プリキュアは逃げも隠れもしない! その心の闇、私の光で照らしてみせる!」
「逃げるのはともかくさっきから隠れたいんだよねホントに」
「お前ひとりで強化したデザトリアンを止められるほど甘くはないぜよ!」
デザトリアンは力押しでバリアを破壊しにかかった。
「サンフラワーイージスにヒビが! このままでは耐えきれません!」
「じ、じゃあ、あたしとつぼみはちょっと・・・おや?」
サンシャインが劣勢を強いられる中、えりかとつぼみは校舎の向こうに眼鏡の美人の姿を確認した。
「あれはゆりさん! でもなんでモチを沢山抱えておまけにムシャムシャ頬張ってるんですかー?」
「ひふんへふぁんふぁへなふぁい」
「ああーなに言ってんだかわかるけど全然わかんないよー!」
「いくら頑張ろうと、こいつのバリアはもうボロボロぜよ! あと一発でおわりじゃき」
意味不明な展開につぼみ達が混乱してる間に、バリアの耐久力はもはや限界に達していた。
「これで終わりぜよ、プリキュア!」
「サンシャインインパクト!」
サンシャインはバリアが砕けると同時に衝撃波を放ち、破片をデザトリアンに浴びせた。
「う゛おっ!?」
「花よ舞い踊れ、プリキュアゴールドフォルテバースト!」
隙を突いたサンシャインの必殺技がデザトリアンを捕らえた。だがしかし
「駄目です、パワーが足りなくてもち上げる事ができません!」
「もち上がんなきゃほわわわ〜んができないよー! ・・・あ、ゆりさん?」
ゆりは素早くデザトリアンに接近すると、モチを一つ手渡した。
「はい、モチあげる」
「もち上がった、デザトリアンがもち上がりました!」
「あ、いつの間にかゆりさんがフライヤーを!」
「今だ! はあーーーっ!」
ゆりのサポートにより、サンシャインはデザトリアンを倒すのに成功した。
「ゆりさん、何だかよくわからないけどとにかくプリキュアを助けていただいて有難うございました」
「学園祭も無事に開けるしめでたしめでたしだよー」
つぼみとえりかは、黙々とフライヤーを使い続けるゆりに近づくとお礼の言葉を述べた。
「あれ、この香りは・・・揚げモチだよ揚げモチ」
「お食べなさい」
「おいしい・・・とってもよく揚がってます」
「みんながつくってくれるモチだもの、調理にもこだわらないとね」
「もしかして毎日早く帰っていたのは・・・」
「ええ、モチに見合うフライヤーを探していたの」
「げ、ファッション部関係ないじゃん!」


付け足し

破片攻撃は同案多数だろうけどやれるうちにやっておこう。書いていて困ったのがインパクトの名前。
応用と思われる技や多人数での合わせ技はあるんだけど、そのものズバリは未登場。
しょうがないので無難な名前にしておいて後で正式な名称が解ったら直すつもりです。
追記:46話で出たので直しました。
そうそう、なぜモチなのかと言うとペッタンペッタンだからです。


うっかり

とりあえず誤字脱字は修正、冒頭でゆりさんが眼鏡をかけてるのはわざと。
ここはブロッサムとマリンは喋れないはずのシーンなので合わせる必要は無いやと
どうにでも取れる様に書いてます。
ちょっとしまったのがレッドの種。ムーンライトの変身バンクをよく見てみると
蓋以外の部分は全部ゆりさんのプリキュアの種に再構成されてるみたいなんですね。
もしかすると、こころの種使えないじゃん。
ここはいざと言う時のためにこっそりくすねておいたと言う事にしておきましょう。


36話  みんな主役!わたしたちのステージです!!


感想

かわいらしい衣装と作画、前回に引き続き登場しまくるゲストキャラ達、見た目はチャラいけど
真面目でいい人達な軽音楽部の面々、と見所が多く予想以上の良回でした。
多少のイベントにリソースを回す位だろうと思ってたのですが、まさかここまで力作になるとは。


ゆりさんで遊ぼう

「プリキュアシルバーフォルテウェイブ! ・・・はぁーっ!」
「ムーンライト、やっぱり強くて素敵です」
圧倒的な強さでデザトリアンを倒したムーンライトは、つぼみ達の方を振り返るとこう口を開いた。
「俺は偉い、おじぎしろ」
「へ? なに今の?」
場にそぐわぬ発言に呆然とする一同に対し、ムーンライトは気を取り直して再び口を開いた。
「俺は偉い、おじぎしろ」
「なんて尊大な態度なんだ・・・!」
嫌な思いをさせかねない自身の発言に困惑しながらも、ムーンライトは変身を解き弁明を試みた。
「俺は偉い、おじぎしろ」
「もしかして明日のファッションショーの事で緊張してるんじゃないでしょうか、学園祭のトリですから」
「なんだそうだったんだー・・・あ、合同でやる軽音楽部にお礼言っとかなきゃ」
「いつもは軽音楽部のライブで終わるのが恒例なんだけど、ももかさんが来るからね」
「じゃあまた明日会いましょう」
「そうだね」
「ファッションショー成功させるぞー!」
「俺は偉い、おじぎしろ」

「割り込んだみたいで悪いねぇ」
「色々とごめんなさい」
「今さらよせよ、むしろお礼を言いたいくらいだぜ。見てくれる人は多い方がいいに決まってる」
「ありがとう、僕も最高のショーにしたいと思ってるよ」
ファッションショー本番直前、つぼみ達ファッション部は待機しつつ軽音楽部と会話を交わしていた。
「ところで来海ももかの友人だっけ? その人さっきからずっと一言も喋ってないんだけど・・・」
「無口ですけれど、やる時はやる人です。ゆりさんを信じてください!」
「ああわかった、じゃあそろそろ俺達は行くからな」
軽音楽部の連中は、演奏のためファッションより一足早くステージに上がった。
「人事を尽くして天命を待つとは言いますが・・・ドキドキです」
「緊張なんてするだけソンソン・・・あ、演奏始まったよ」
「大変ですつぼみ、デザトリアンが現れたですー」
「わぁ!」
つぼみ達はシフレ達の突然の報告に驚いたが、人目につかないようこっそり話を続けさせた。
「こころの花を取られたのは、マッチ会社営業職の幸田真(42)さんですー」
「え! 誰それ!?」
「まさかその人は1年2組の幸田裕君(趣味はラジコン)のお父さんでは!」
「無理しなくていいですよ、いつき」
「あーもうなんでこんなバッドタイミングで出てくるかなー!?」
「もうショー始まっちゃってます、どうしましょう」
「とりあえず出番が後の僕とゆりさんがデザトリアンの相手をするよ」
いつきとゆりは変身のため隠れるとバラバラなかけ声をかけた。
「プリキュアオープンマイハート!」
「俺は偉い、おじぎしろ」
「まだ緊張が取れてないんですか、ゆりさん」
「・・・」
キュアサンシャインとゆりは微妙な雰囲気のままデザトリアンの所に急いだ。

「明堂学園祭? そんなものより僕の美しい姿を見せてあげた方がみんなも喜ぶだろう」
砂漠の使途の幹部の一人、コブラージャはデザトリアンを使い学園祭への乱入を試みていた。
「気味の悪い事は、やめないか!」
「僕の姿を見に来た観客第一号はキミ達かい? キュアサンシャインとモチを抱えた眼鏡ちゃん」
「え、モチ? いつの間に!」
「ふぉへはふぇふぁいふぉひひひほ」
「もしかしてまたこの前の作戦をするつもりなのかな・・・」
サンシャインはゆりの行動へのとまどいつつも、コブラージャの方に向き直った。
「私利私欲の為に何の関係もない人を利用するなんて、その心のシミ、私の光で照らしてみせる!」
「美しい僕にシミなんかある訳ないだろう失敬なァー!」
気分を害したコブラージャはデザトリアンをサンシャインにけしかけ、その炎を浴びせた。
「サンフラワーイージス!」
サンシャインはバリアを張って攻撃を防いだ。
「ハタライテモハタライテモウリアゲガノビナイヨー ダレモカツテクレナイダナンテ オレハマッチウリノショウジョカヨー」
「マッチ売りの少女にはハッピーエンドもあるんだ、貴方ならきっと幸せになれます!」
被害者の中年男性の悩みを暴露したデザトリアンだが、少女らしい説得を受け攻撃の手を緩ませた。
「そろそろこれの出番だね、ダークブレスレット!」
コブラージャはデザトリアンの支配を奪うとその中に乗り込み攻撃をエスカレートさせた。
「炎の勢いが増した! このままではもちこえられない」
「マリンダイブ!」
キュアマリンが跳び蹴りと共に現れ、デザトリアンをひるませた。
「後は私達でくい止めます、ゆりさん達は持ち場に戻ってください!」
ブロッサムも駆けつけ、ゆり達にファッションショーへの交代をうながした。
「後は頼むよ」「それはこっちの台詞だよ」
サンシャインはマリンと手をタッチすると急いで校舎の方に向かった。
「・・・」「え・・・えー!?」
ブロッサムはゆりから大量のモチを手渡されうろたえた。
「ど、ど、どうしましょう、これ」
「どうするったって同じオチをまたやるわけにも行かないっしゅ」
「今度の観客はキミ達か。僕の情熱的な美しい炎で魂まで燃やしてみないか」
「なんじゃそりゃー」
「僕の美しさにひれ伏すって事なのさプリキュア達よ」
コブラージャはデザトリアンの炎をブロッサム達に向けた。
「ブロッサムシャワー!」
ブロッサムは咄嗟に花吹雪を放ち相殺を試みた。しかしそれは失敗にであったなぜなら
「花びらが燃えてきたー!? ・・・マリンシュート!」
マリンは水滴の嵐で花びらを消火し、そのままデザトリアンの攻撃の防御に回った。
「助かりましたマリン」
「でもこのままでいいとは言いがたい状態かも」
「なんとかしないと・・・そうです!」 ブロッサムは大量のモチを持ち、デザトリアンに向かって駆け出した。
「もち上げるにまだ早い・・・じゃなくって危ないよブロッサム」
マリンの危惧通り、デザトリアンの炎がブロッサムに向けられた。
「レッドの光の聖なるパフューム、シュシュッと気分でスピードアップ!」
ブロッサムは種の力で加速し、間一髪で攻撃をかわすとデザトリアンをモチでグルグル巻きにした。
「もう一度、ブロッサムシャワー!」
花吹雪の風でモチが固まり、デザトリアンの動きが止まった。
「今のうちです、動きを封じるのはそう長くはもちません!」
「よしきた、集まれふたつの花の力よ」
『プリキュアフローラルパワーフォルテッシモ!』
ふたりは全身に光を纏うと一丸となってデザトリアンめがけ突っ込んで行った。
「馬鹿馬鹿しい、もち上げるだのもちこたえるだの言った駄洒落がいつまでも通じる訳ないのさ」
コブラージャはいとも簡単にデザトリアンの拘束を解いてみせた。
「やばっ間に合わなかったかも」
「後には退けませんこのまま突っ込みましょう!」
「キミ達のその熱意に免じて特等席に招待してあげるよ、地べたと言う名のね!」
ふたりの必殺技が迎撃されるかと思われたその瞬間
「俺は偉い、おじぎしろ!」
「うぁ?うぁっ、うぁぁっわっ!」
ゆりの叫び声にデザトリアンが深々と頭を下げ、反動でコブラージャは地べたに振り落とされた。
「スカったー!けど助かったー!」
ブロッサムとマリンはデザトリアンの頭上を一直線に通り過ぎて行った。
「サンフラワーイージス!」
「今度は跳ね返されましたー! ・・・わあ!」
サンシャインのバリアに反射されたふたりは、姿勢を戻したデザトリアンに後ろからぶつかった。
「あいたた・・・あ、技が命中してる・・・ハ、ハートキャッチ!」
「とにかく続けましょう、はーーっ!」
ショーから戻ったゆり達の支援を受け、ふたりは結果オーライでデザトリアンを倒した。

「良かった、間に合って。ケガはないかい?」
「おかげさまでタンコブひとつで済みました」
「ゆりさんにも助けてもらって・・・あ、もしかして同じ事しか言わなかったのは・・・」
「そうか、日本のサラリーマンの習性を見抜いていたんだ! 今ならわかるよ」
「さすがゆりさん素敵です」
ブロッサム達は一斉に尊敬の眼差しを向け、みんなでゆりを見つめた。
「俺は偉い、おじぎしろ」
『はい!』
困った表情を浮かべるゆりに、プリキュア達は嬉しそうに頭を下げるのだった。


付け足し

せっかくの良回に関係が薄い要素を混ぜるのはもったいないのですが、ムーンライトさんが
ものすごく強いうちでないとやりにくいネタなのでねじ込みました。
ちなみに元ネタは新ビックリマンです。
前回と合わせると学園祭前日に二回戦ってる事になりますが、あまり気にしないでください。
多分次の回では何事も無かったかの様にゆりさんが普通に喋ってる事でしょうから。


37話  強くなります!試練はプリキュア対プリキュア!!


感想

これまでのテーマを再確認する丁寧さ、一人だけ派手なトラウマイベントが無い
(地味なのはありましたが)ブロッサムを別に扱う展開(多分少し違ったオチがつくのでしょう)、
一人でフォルテッシモでもなんとかなりそうなのに今回のテーマに合わせて協力の指示を出す
ムーンライトさん、といった見所はある話でした。


ゆりさんで遊ぼう

「最後の試練とか言うのまだ始まらないのかなぁ」
『私は、こっそりもも姉の服を着てみた、リップを使ってみた、勝手にパンツを履いてみたー!』
「ええーっ!?」
キュアマリンは、突然現れた自分そっくりの少女の赤裸々な告白に目をヒン剥かせて驚いた。

「最後の試練はプリキュア一人一人が羞恥心を乗り越えて行かなければならないの」
プリキュアパレスにて、薫子は試練の内容を共に見守っているシフレ達妖精に語って聞かせていた。
「影の自分に勝手に秘密が暴露されていくなんてとても過酷な試練なんですー」

「つまり影のあたしは昔のあたしってわけね」
『今でもやってるでしょ!』
「今は堂々とつぼみのカラアゲを貰ったりなみなみのカラアゲを貰ったりるみこのカラアゲを
貰ったりする方が多い!」
『なぜカラアゲばかりを狙う』
「しかたないじゃん、冷凍食品のカラアゲもイチからシメたカラアゲもどれもおいしそうだったんだし」
「でもさ、あんたの事も嫌いじゃないよ、あたしってさ自分の事を全部好きだから・・・んちゅ〜」
マリンは影の自分を抱きしめると熱い接吻を交わそうとした。
『んぅわあぁ!これじゃまるで変態じゃないか寄るなあっち行けー!』
マリンのナルシストな振る舞いに、影のえりかは恥ずかしさのあまりどこかに逃げてしまった。
「マリーン、よかったですー」
「あれ、出てきた。最後の試練が終わったってコト?」
試練をクリアしたマリンは、プリキュアパレスで薫子や妖精達が待っている場所に転送されて来た。
「あれを見てくだしゃい」
「あれって?・・・げ!」
マリンが振り返ると、そこには口をタコみたいに突き出したキュアマリンの石像が立っていた。
「最後の試練を乗り越えるとプリキュアパレスに石像が飾られるのよ」
「わざわざ永久保存してくれなくってもじゃん、こんなトコ」
「恥を乗り越えた分だけ人は成長するの。これはその記念よ、おめでとうマリン」

『私は幼稚園の頃、夜中にトイレに行くのを我慢していつもオネショをしていた!』
「確かにかつての私はそうだった。でも今は違う、夜中も素直にトイレに行ける様になった」
『じゃあ、寝小便たれの私はもう要らないの?』
「お兄様はいつもオネショした布団に太陽を浴びせ乾かしてくれた、そうだ」
突然サンシャインは布団を敷くと、影の自分に催促を始めた。
「さあここにオネショをするんだ、私が乾かしてみせるから!」
『いきなり出来ないよ!』
「なら一緒にオネショをしよう! 私も全てを受け入れたい!」
『なぜスパッツを脱ぐんだ! 頼むからやめてくれー!』
影のいつきは、サンシャインの突飛な振る舞いに恥ずかしくなり、どこかに姿を消してしまった。
「わーい、サンシャインが戻って・・・げ!」
マリンは、中腰でスパッツを下ろした状態のキュアサンシャインの石像を目にして絶句した。
「真面目な人間が思い切った行動に出ると危ないのよ、おめでとうサンシャイン」

『私は泣きむ・・・ぐほっ!』
影のゆりはほとんど何も言わないうちにムーンライトに組み伏せられた。
「大切なものを見失っているから簡単に足元をすくわれるのよ」
『私は自分一人で立ちあがってみせる!』
影のゆりは歯を食い縛りながら脱出を試みたが、指先一本動かす事が出来なかった。
「できるの?」
『でも私は決めたのよ』
影のゆりは涙を滲ませながら返答してみた。
「私はそうは思わないわ、水でもかぶって反省しなさい」
『露骨なパロディは必要ないわ!』
影のゆりは、半泣きになってどこかに消え入る様にいなくなってしまった。
「ムーンライトも帰ってき・・・うわぁ、これはかなり恥ずかしいかもしれないよね」
ムーンライトは二十年近く昔のアニメのポーズをキメた石像をこしらえながらみんなの前に姿を現した。
「これはやってはいけないギャグの見本よ、みんな覚えておきなさい」


付け足し

キュアマリン対イカ娘というのもやろうとしたのですが、あまり知らないアニメじゃ無理がないかと
思い直してやめにしました。
トイレは来週のブロッサムに我慢させるつもりだったのですが、サンシャインで使ってしまいました。
さて来週はどうしましょう。


38話  プリキュア、スーパーシルエットに変身ですっ!!


感想

さも当然の様に自力でマントを出しちゃうムーンライトさん(コロンからの自立というパワーアップ
なのでしょう)、サンシャインのフォルテッシモ、拳の装備が完全に殺る気満々の巨大女さん、
予告でナニ遊んでんだのスナッキーさん、と驚かされっぱなしの展開でした。
ここ数回イベント目白押しでお腹一杯、よくここまでやってくれたものだと思います。


ゆりさんで遊ぼう

「この試練、乗り越えられなかったらブロッサムはどうなります?」
「何人も笑わないだけよ。ハートキャッチミラージュが与える試練は自分のギャグを見つめる事なの」
「えーー! 最後の試練でパワーアップってそっち方面なのぉ?」
「オチが弱かったりちっともボケれなかったりネタがくだらないと悲しくなる」
「私は、太陽の様にそんな人達の心を見守る光になりたいです!」
「自分の羞恥心から逃げないで、それが自分の望まない姿でも受け入れなくちゃならない」
「だからってよりにもよってなポーズばかり保存しなくってもいいじゃん!」
「だってそれが永遠不滅プリキュアよ」
「ムーンライトもいちいち変なキャラつけしなくていいから、あ〜もー!」

『シャイで弱虫で頼りなくて、それに引っ込み思案で人にうとまれてしまう、それが本当の私』
「確かに少し前の私は・・・ってそこまでケチョンケチョンに言わなくてもいいじゃないですか」
『植物に詳しいのは、上から目線な相手をトリカブトで毒殺しようしていたため』
「勝手に過去を捏造しないでください!」
『あなたはCDを借りパクした田中を見なくていい、セクハラしてくる山田を見なくていい』
「なななななにを言ってるんですか、他人の事消したりしないで!」
『少しずつやればバレないと思うの。自分で作って、行けそうな気がする』
「それじゃ駄目なんです、犯罪教唆はやめてください!」
『大丈夫よ。お父さんもお母さんも認めてくれるわ』
「認める訳ありません! 無茶な主張を押し通すなんて、私、堪忍袋の緒が切れました!」
『ただ自分が嫌いなだ・・・』
「ブロッサムおしりパーンチ!」
『おかしなクレーマーに立ち向かうのはやめて! 自爆テロじゃないんだから』
身の危険を感じた影のつぼみは一目散に逃げだしたが、ブロッサムに両手を広げて回り込まれた。
「はっ!こころの種が生まれそうです、プリプリ・・・」
『わかった私が悪かったから!』

「プリリ〜・・・わあっ!・・・あたた」
「ブロッサム、やっと試練を乗り越えられたんだ」
「遅いわよ。ちなみにデザートデビルはフォルテッシモの十字砲火で既に虫の息だから」
「お待たせしましてすみません本当に」
「さあ、みんな揃った所でデザートデビルをやっつけましょう!」
「ハートキャッチミラージュ、今こそプリキュアの新しい力を試す時よ」
「そこまでやらなくても後は、はーっとやってほわわわ〜んするだけでいいと思うんですけど」
「人に頼るのはやめなさい。一人一人が自立してその上で力を合わせないと駄目なのよ」
「は、はい! みんな行きますよ、鏡よ鏡プリキュアに力を!」
プリキュア達はそれぞれ勇ましく、尻を突き出し、唇を突き出し、スパッツを脱いでしゃがみ込み、
セーラー服美少女戦士のポーズをキメたシルエットを浮かばせながら、新しい衣装にチェンジしていった。
「毎回やらなきゃいけないのかなぁこのポーズ」
「シルエットなのがせめてもの救いでしょうか」
「花よ咲き誇れ、プリキュアハートキャッチオーケストラ!」
「ふん!」ムーンライトの指揮で超巨大な女性が大地に降り立ち、
「はっ!」サンシャインの指揮で臨戦態勢に入り、
「はあ!」マリンの指揮で拳を握り締め、
「たー・・・あわわ!?」ブロッサムの指揮で超巨大な女性は建物の方向へ尻もちをついて倒れ込んだ。
「プリキュアパレスが崩壊していく・・・」
「信じて待ちましょう、私達のブロッサムが修復してくれるのを」
「ブロッサムがんばってね、あたし達がここで応援してるからね」


39話  えりかピンチ!マリンタクトが奪われました!!


感想

壮大なパワーアップ回の後にいきなりコレ。考えてみれば前回でも威厳も何も無くガニ股で座るわ、
調子にのって焦げかけるわ、のん気にフォルテッシモをうらやましがるわで、マイペースっぷりを
アピールしまくってましたので、きっとこの子はこう言う性格なのでしょう。
変身後の性格の変化も一番小さい・・・外見がきらびやかになった以外は全く変わって無い様な・・・?
とにかくユニークで楽しめる話でした。


ゆりさんで遊ぼう

「これプリキュアのだいじなものだもんね」
「ほんもの持ててうれしかった」
「はぁ〜るみちゃんやはるかちゃんの方がよっぽどタクトの大切さをわかっていて・・・あ?」
「キヒヒヒヒヒ」
マリンとの喧嘩でコフレはマリンタクトを持ち出しるみ達と遊んでいたが、スナッキーに奪われてしまった。
「スナッキー、タクトを返すですー!」

「そこで何をしているの!? ムーンライトシルバーインパクト!」
突如現れたキュアムーンライトは、スナッキーを吹き飛ばすとあっさりタクトを取り返した。
「はわーっ!ムーンライトに見つかってしまったです!本物だとバレたら恐ろしい目に会うです!」
「おそろしいってどんなことなの?コフレちゃん」
「それは秘密です」
「ひみつにしなきゃいけないほどこわいことなんだ、あわわ」
「みんな無事で良かったわ。でもなぜマリンタクトがここにあるのかしら?」
「そ、それは練習用の作りものです」
「ほんものそっくりなのが持ててうれしかったよねー」
「ねー」
「あらそうだったの。それにしてもよく出来てるわね」
ムーンライトは感心しながらタクトを音を立てて滑り台に打ち付けたりドームを手で回したりしてみた。
「キー(まずいぞリーダーがやられた!)」
「キキー(万全な状態ならともかく、これでは我々に勝ち目はない!)」
「キッキキキー(頭を使え、なんとしてもこの状況を切り抜けるんだ!)」
「あなた達、るみちゃんとはるかちゃんに何をしようとしたの」
タクトをいじり終えたムーンライトは、一変して険しい表情でスナッキー達に詰め寄ろうとした。
「キキー(やべえ、ムーンライトがこっちに来るぞ!)」
「キーキッキ(ここは俺に任せろ!)」
「え、なに?『ボクたちここでるみちゃん達と仲良く遊んでいたんです』って?」
ムーンライトは思いっきり疑いの眼差しをスナッキー達に向けた。
「あそんでないし」
「いやここはスナッキー達に協力するです」
「うんわかった」
「キーキッキッキ、キッキッキー」
「わあおもしろーい」
「スナッキーさんたちとあそぶのたのしいねー」
スナッキーとるみちゃん達は、一緒になってかごめかごめをやり始めた。
「キキキキキッキ、キーキキ」
「んっと、スナッキーちゃーん」
「まあ、疑ったりしてごめんなさいね。私も混ぜてもらっていいかしら」
非礼を詫びると、ムーンライトもかごめかごめの輪の中に加わった。
「うしろの正面だーれ?」
「キキキーキッキ(キュアムーンライト)」
「正解だわ、今度は私が鬼になるのね」
ムーンライトは輪の中に入ると目をつぶってしゃがみ込んだ。
「キキーキー(おいこれチャンスじゃねえか?)」
「いっせーのせでみんな逃げるです」
「キーキキーキッ(よし行くぞいっせーの・・・)」

「あれ?これあたしのタクトじゃん」
「マリンー、今さら何をしにきたですー!?」
「つくりものよ、それ。よく出来てるでしょ」
「いやコレあたしのだよ。だって部品なくしちゃいけないから、名前書いてあるもん」
キュアマリンはタクトの部品を外すと、裏に名前が書いてあるのを見せぴらかした。
「見つかんないからどこ行ったのかなーって思ってたんだけど・・・ん?どうしたのみんな」


付け足し

42話の後で書いてます。辻褄合わせのためだけにえりかがマリンに変身しっぱなしなのは
なんとも見苦しいですが、そこの所は目をつぶって下さいです。


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