東京ミュウミュウ46話〜52話


46話  「新しい戦力!地球を守る仲間


間違った視点による、あらすじ

隅田川にミュウアクアの反応をキャッチしたミュウミュウ達は現場を探索、同じくミュウアクアを
探しに来たパイやタルト達と戦闘になる。
ミュウアクアの光をめざして水中に潜ったタルトを、れたすの代わりに歩鈴が追おうとした。

「でも、歩鈴さん、水の中じゃ息が・・・」
「黄家伝来の秘技、『永楽恒久』があるから大丈夫なのだ」
「おい、伏線はどうした!伏線は」
「白金のおにいちゃんが落としたヤツの事か?あんなバッチイもの、食べたくないのだ」
歩鈴は、れたすのお株を奪うと、一人でさっさと水の中へと潜って行った。
「ふ、伏線が・・・チームワークが・・・連携がっ・・・」
「しょうがない子ですこと」

「みーつけた、あと少し・・・もうちょっと・・・」
「ミュウアクアは渡さないのだ!」
「うわああ、離せ!」
水中にて、タルトと歩鈴はミュウアクアを目前に、とっ組み合いのケンカになった。

「トルネード爆裂拳!!」
そこへ突然、拳法着をまとった男が現れ、素手でミュウアクアを粉々に破壊してしまった。
「私は、『月餅の騎士』と申します。おケガはありませんか、歩鈴お嬢さん」
「こ、粉々になっちゃったのだぁ」
「こいつ、ナニすんだよ!」
「これで、不毛な戦いをする必要はなくなりました。さあ、お嬢さん、私と一緒に帰りましょう」
「ワケの解らない事をしてくれても意味がないのだ。一人で帰ってくれなのだ!」
「そんな!私はただお嬢さんの笑顔を守りたくて・・・」
「つき合ってられっかよ!もうこんな所に用はないぜ」
「待つのだタルタル」
「お嬢さん行かないでください!」
「オマエら、うるせーんだよ。いちいちついてくんな!」

「発光が止まっちゃったみたいなんだけど」
「歩鈴さん、何してるんでしょうか?」
地上のいちご達が異変に気付いた時、タルト達は3人数珠つなぎになって、浮上してきた。
「あら?あのお方は」
「月餅さん?なんでここにいるのよ」

月餅は、日本に来たいきさつを説明し、改めてみんなに自己紹介をした。
「へぇー、そうだったの」
「新戦力になってくださるとは、頼もしい限りですわ」
「よろしくお願いしますね」
「それで・・・ミュウアクアはどうなったの」

ざくろの質問で、場の空気が一変した。
「なくなっちゃったのだ」
「ミュウアクアが、どこかへ消えちゃったりするんですか?」
「違うのだ。コイツが木っ端ミジンコに吹っ飛ばしてしまったのだ」
「ウソぉ!?」
歩鈴は月餅を指差した。歓迎ムードをくつがえし、一斉に彼へと非難が集中した。
「わたくし達の苦労は、何でしたの?」
「余計な事をしてくれたモノね」
「この戦いには、地球の命運がかかっているんだ。安直に関わってもらっては困る!」


感想

ミュウミュウ青山、メタモルフォーゼ!
・・・ん〜、これ違う、そういう店のサービスが見たかったのに!見たかったのに!
いやまあ、特に大きなイベントはありませんでしたが、普通に面白い話ではありました。
細かい所では、キャラクターの仕草に気を配られているシーンが多くて良かったですね。
変身の後、ガニ股で着地する歩鈴とか、赤坂さんに嫉妬するみんとだとか、色々やってる
んですよ、今回は。
それはそうと、ディープブルー様って、もしかして健康になりに来ていたのでしょうか?


今週のみんとお嬢サマ

・キメラアニマにやられかける。他に適任者がいなかったからか。
・パイの攻撃を3人がかりでくい止める。バリアの応用か?


今週のざくろお姉さま

・白金をやっつける。・・・じゃなかった、青山くんに疑惑を抱く。
・ザクロスピュアでキメラアニマを何匹か浮かせ、追撃で一網打尽にする。
・モノレールの橋を破壊・・・したワケではないと思う、多分。


今週のラブラブ娘

・マシャとの会話中、「雲の上に浮かぶ青山くん」の妄想でトリップする。
・みわとの会話中に妄想、それにツッこみを受けたとカン違いしてあわてる。
・仲間が増えて勇気百倍、ついでに百倍ご奉仕する。正確にはいつもの6倍かな?
・仲間に命令しておきながら、当の自分がおもいっきり波にのまれる。
・どういう原理か、必殺技で蒼の騎士の剣をパワーアップさせる。


今週のガニマタさる回し

・芸をしながら青山くんを歓迎する。
・ワザとかどうなのか、川に転落してミネラルウォーターを飲む。
・水中活動用キャンディーを使い、れたすのお株を奪う。アレって伏線だったのか。
・タルタルにおしおきをする。ん?何か悪い事したっけ?
・さらにコブラツイストをかける。
・3人の攻撃にプリングリングを追加し、パイの攻撃を相殺する。


今週のテレパシスト

・突然、水中から飛び上がり、パイとテレパシーで会話をする。
・しかもレタスタネットで思いっきり3発も殴りかかる。


47話  「愛のパワー!青山くんはわたしが守る!!


間違った視点による、あらすじ

こんにちは、ボクの名はキッシュ。最近色んな人から「変わってるね」とか「よく笑う様になったね」
とか言われてるけど、それはきっとイチゴやミュウミュウの仲間に出会えたからだと思うんだ。
それとは関係ないけどさあ、最近気になる事があるんだよね。

「なあ、キッシュ。最近、パイの様子がおかしいと思わねえか?」
「何が?一日中仏頂面でデータとにらめっこ・・・別にいつもと変わらないね」
「でもさあ、バストが何cmだとか、好きな食べ物はショートケーキだとか、どうでもいいデータ
ばっか集めてんだぜ。任務とは全然関係ないじゃん、しかもミュウレタスのばかりだし」
「へえ、そいつは初耳だあ」
「マジメに聞けよ!知ってて言ってるんだろ?」
「まあね。恋わずらいかな、あのカタブツが」
「なあ、それってマズいんじゃねえのか?よりによって相手はミュウミュウだぜ」
「別に。ボクがいつもやってる事じゃないか」
「オマエに聞いたオイラがバカだったよ」

「・・・あいつ、あれで幸せだと思うのかい?」
突然、キッシュは真顔になってしゃべり始めた。
「な、なんだよ、いきなり・・・」
「来る日も来る日も、ディープブルーの命令ばかりで、自分の事なんかちっともありゃしない」
「そ・・・それはそうだけどさ・・・でもよお・・・」
「何もディープブルーに逆らえって言ってるんじゃない。自分を大事にしたらどうだって事だよ」
「じゃあ、どうしろって言うんだよ」
「そりゃもう、決まってるだろう」
キッシュは、いつものチャラついた態度に戻ると、タルトを連れてパイの所へ向かった。

「嫌いな食べ物は、しいたけか・・・メニューからは外した方が良さそうだな」
「パイ、何してんの〜?」
「お、お前達!・・・いや、ミュウアクアの探索をしているのだが」
パイは一瞬取り乱したものの、すぐさまコンピューターの画面を切り替え、平静を装った。
「本当に?」
「もちろんだ。それから、人類排除計画も引きつづき進行中だ」
「パイ、これな〜んだ?」
「そ、それは、私のコンピューターのバックアップ!貴様、いつの間に!」
「おっと!取り返しても無駄だよ。もう全部見ちゃったもんね」
「何だと・・・!」
「ミュウレタスのデータがいっぱい。これは一体何を意味するのかな〜?」
「あ、ディープブルー様に言いつけたりはしないから、安心しろよな」
不測の事態に、パイは言葉をつまらせた。
「好きなんだろう?」
「好きなんだよな?」
パイは、赤面したまま目線を宙に泳がせた。それは彼らに、無言の肯定だと認識された。
「じゃあ、ここは一気に男らしく」
『告白でしょー!』
『そーれ、こっくーはくー!こっくーはくー!』
キッシュとタルトは、二人一緒になって、パイを囃し立てた。
「しかし、地球の人間への告白なんてどうすればいいのだ。データにはないぞ」
「そんなの、地球のことわざ通りにやれば?『当たって砕けろ』ってね」
「あああっ、そうじゃなくってさ、コレ知ってるか?『花占い』って言うんだぜ」
「何だ、それは」
「コレで相手の気持ちが解るんだぜ。データを調べるにはもってこいだろ」
「ほう、では早速それをひとつ、いただこうか」
パイは、タルトから花を受け取ると、花びらを一枚一枚もぎ取り始めた。
「スキ、キライ、スキ、キライ、スキ、キライ、スキ・・・うわああ!」
「お、落ち着けって。花はまだいっぱいあるからさ。続きからやればいいじゃん」
「そうなのか。では、気を取り直して・・・キライ、スキ、キライ、スキ・・・うわああ!」
延々と同じ事を繰り返すパイ達を尻目に、キッシュは外へ向かって歩き始めた。
「おい、キッシュ。どっか行っちゃうのかよ」
「ちょっと散歩にね」

「やあ、子猫ちゃん。じゃなくって、えっと・・・スナメリだったっけ?」
キッシュは地上に降り立ち、れたすの前に姿を現わした。
「あなたは!わたしに一体、何の用です」
「身構えなくっていいよ。今日はキミに大事な話があって来たんだ。
知ってるだろ?ボク達にも感情があるって事をさ」
れたすの警戒を解くと、キッシュは、そっと彼女に耳打ちした。
「え?・・・あの・・・その・・・」
キッシュの言葉を聞き、れたすは、耳まで顔を真っ赤にしてとまどった。
「それをどう受け取るかは、キミ次第だよ。じゃあね」

「ただいまー、早速伝えといてあげたよ」
「な、なんてコトすんだよ!」
「貴様、余計なマネを!」
「おっと、あわてない、あわてない。こちらから日時を指定してあげただけなんだけどな」
「なんだよー。おどかすなよ、キッシュ」
「今度、私を出し抜くマネをしたら、只ではおかんぞ」
「いやー、ゴメン、ゴメン。あ、ちなみに予定は明日にしておいたから」
「あ、明日だと?」
「『善は急げ』って言うからね」
「どうすればいんだ!まだ準備が整っていないぞ!」
「落ち着けって。『お魚占い』って知ってるか?オマエにピッタリなんだぜ」
「場所はどうせあっちが見つけてくれるだろうから。じゃあ、後はよろしく頼んだよ」
キッシュが消えた後、パイとタルトは、一晩かけてデートの作戦を組み上げた。

「いいか、言った通りにやれよ。そうすれば絶対大丈夫だからな」
「解っている。作戦成功率99.2%、コースの選定にもぬかりはない」
「どんなニブそうな相手でも、本当にイチコロだもんな」
「ああ、しかも夕食までに戻れるように考慮してある。親御さんに対しても紳士たらんとな」
「あ、見ろよ、パイ」
「来たか」
パイとタルトが作戦を反芻している所へ、れたすとミュウミュウ達が現れてきた。

「れたすさん、よくぞいらしてくださいました・・・ん、何だ?」
エスコートしようとするパイに向かって、れたすはレタスタネットを両手に握り突進してきた。
「そんなの、間違ってます!」
「何だと・・・?」
しょっぱなから敵意を向けられ、パイは困惑した。
「どうして、元々同じ地球に生まれた同士だからって、ちちくり合わなきゃならないんです!?」
れたすの発言を皮切りにして、ミュウミュウ達の白い視線が一斉にパイへと向けられた。
「すけべ!」
「最低ですわ!」
「女の子の敵なのだ!」
「前から変態だと思ってたけど・・・やっぱり変態だったのね」
「誰に向かって、そんな目をしている!・・・いや、レタスさん、何もいきなり・・・うおおっ!」
非難の嵐にうろたえるパイを、れたすは武器の左右連殴で叩きのめした。
「レタスさん、待ってください。私には、あなたを想う気持ちが・・・!」
「話し合いの余地はありません!」
れたすの攻撃は止む事を知らず、おまけとばかりに歩鈴の蹴りまで飛んできた。
「だ、だめだ!」
どうにも出来ない状況に見切りをつけたパイ達は、足早に基地へと退避していった。

「タルト!これは一体どういう事なのだ!」
ほうほうの体で帰還したパイは、眉をつり上げ鬼の様な形相で、タルトに詰め寄った。
「オ、オイラ知らねえよ・・・よく解んねえけどさ、どっかで邪魔でも入ったんじゃねえの?」
「やーい、らぶこめ男ーっ」
声のした方へ振り向くと、そこには隠しきれない嘲笑を満面にたたえ、クルクルと浮かれ踊る
キッシュの姿があった。
「キッシュ、おのれのした事か!」


感想

パイ小せえ!水を得た小魚と言うか、ホントにプライドいらんのだな、コイツは。
まあ、今回の主題は、みわちゃんの思わぬ毒舌の方にあるのです。


今週のみんとお嬢サマ

・お姉さまとの会話中、嫉妬のあまり火を噴きながら客を蹴散らすいちごを想像。
・予告にて、彼氏がらみのイヤミをいちごにスルーされる。


今週のざくろお姉さま

・いちごのリアクションにビビり、目が点になる。ただしそれは杞憂であった。
・キメラアニマに吹っ飛ばされ、3人がかりでキャッチされる。


今週のヘンなおばさん

・客と同じレベルで、青山くんのウェイター姿にうっとりする。
・授業中、ノートに描いた青山くんのラクガキを抱きしめ、みわに不審がられる。


今週のおさんどん

・新バンク(?)を披露。なかなかナイスなのだが、鈴の音が1回足りないのはナイショ。
と思ったら既存のバンクでした。あんまり長い間使ってなかったんで忘れてたよ。


今週の「なにが『今よ』だ」と思っていたに違いない人

・指が動けば発射できる技を使わず、体力を温存する。


48話  「異次元の迷路!キッシュの賭け!!


間違った視点による、あらすじ

いちご達は、白金達と一緒に、自然の中で余暇を楽しんでいた。
「バーベキュー、おいしいのだあ」
「青空の下でお食事するのって、とっても気持ちいいですね」
「あれ?れたす、さっきからあまり食べてないじゃん。もっと食べようよ、ほら」
「そうですか?ちゃんとおいしくいただいてますけど」
れたすは、串を横に持って、真ん中辺りの肉をかじった。
「れたす、それって食べにくくない?」
「いいえ、別に」
今度は、手元辺りのピーマンをかじった。
「やっぱり食べ方がとってもおかしいですわ」
「本当ね」
「そんな事ありませんよ」
「解かった!れたすのおねえちゃんは、しいたけが苦手なのだ」
歩鈴は、れたすが椎茸のみを避けて食べている事に、目ざとく気がついた。
「えっと、あの・・・その通りなんです!ごめんなさい、ごめんなさい!」
「もおっ、そんな大事な事、早く言ってよね!」
「さっきから気味の悪い食べ方だと思ってたけど、そういう事だったんですの」
「どういう事だ、圭一郎!」
「すみません、私のミスです。みなさんの嗜好は頭に入れたつもりだったのですが」
「あきらめるのは、まだ早いわ」
「お姉さま?」
「方法を変えてみるのよ。例えば、違う食材と組み合わせてみるとか」

「あっ!うさぎさんなのだー」
突然、歩鈴達の目の前に、野兎が現れた。
「リボーンザクロスピュア!」
ざくろは素早く鞭を伸ばし、野兎を華麗に捕獲した。
「はぁっ・・・何をなさっても素敵ですわ、ざくろお姉さま」
「こっちは、カニさんなのだっ」
さらに、川の中に生きのいいカニがいるのを発見した。
「ストロベルベル!」
いちごは金魚すくいの要領で、カニをバリアの上にすくった。
「ま、いちごにしては上出来ですわね」
「材料は揃ったわね。さあ、始めましょう」
「な、な、なんでそういう事になるんでしょうか?」

いちご達は、兎肉とカニを椎茸で交互に挟みながら、串に通した。
「よし出来た!さあお食べ。おいしいよ、れたす」
「いちごさん、それまだ、生じゃないですか!」
「こういうワイルドなのも、たまにはいいものですわ」
「ちょっと、ワイルド過ぎると思うんですけど」
「こういう場所で、気取って食べても美味しくないものよ」
「カニが、カニが動いてます!」
「歩鈴はちょっと楽しいのだ♪れたすのおねえちゃん、あ〜んするのだ」
いちご達は、よってたかってれたすの口をこじ開けた。

「あたまをくるん、めがねをくるん」
「おい、大丈夫か!」
「かかとをくるん、おなかをぽこん」
れたすは突然、意味不明な体操をし始めた。
「危険です。稜、逃げましょう!」
「みんな、はぐれないように気をつけて」


感想

上手い作画と、堂々としらばっくれた展開、地味に気を配られた台詞配分が光る良編でした。
今更ながらようやく、なぜ青山くんがいちごにこだわるのかが見えてきた様な気がします。
それはそうと少し話を巻き戻して、42話でざくろが言った「あたし達は戦士じゃない」という台詞、
具体的には地球の平和についてどう思っているのかを指し示しているのだと思われますが、
ちょっとその時点での各々の戦う理由と照らし合わせてみましょう。

いちご−みんなの幸せを守るため。あくまで視点は自分の目の届く範囲中心。
みんと−ざくろに依存していたのは明らか。そのため、非常にモロくトラブルを起こしがちだった。
れたす−みんなの役に立つため。言い換えるならば、周りの人達の迷惑にならないため。
プリン−判断基準は「いい事」と「悪い事」のみ。地球の平和はその帰結に過ぎない。
ざくろ−いちご達(のみ)を見守るため。5人の中で、地球の平和からは最も遠い。

まあ、あの時点で地球の平和について考えてる奴は誰一人としていないと言う事なんですね。
全く関係がないと言うワケではないのですが。


今週のみんとお嬢サマ

・ナイフもフォークもないので、ワイルドにバーベキューをいただく。
・いちごと青山くんに対抗して、お姉さまに甘える。
・飛ぶのを忘れ、お姉さまとの悲劇のヒロインごっこを一人で楽しむ。
・絶壁に向かって、顔から体当たりをする。


今週のざくろお姉さま

・口とは裏腹に、しっかり気取りながらバーベキューを食す。まあ確かに絵になってるけどね。
・例によってみんなに色々と指示。蒼の騎士が爆発するので、シールドを自分達の周りに張る。


今週のボヤッキー

・頬にソースをつけながら、バーベキューをパクパク食べまくる。
・しかもうっかり生焼けのまで食べようとしていた模様。
・すっかり気分が焼き肉モードに入っていたため、後から任務を告げる白金にブーたれる。
・どういう原理でか、青山くんに召喚される。


今週の忍者でござる

・青山のおにーちゃんに対抗し、水切りの要領で水の上を走り抜ける。
・志村けんのごとく、バーベキューを一気に串の端から端までたいらげる。
・あからさまに怪し過ぎる山の中で、楽しそうにはしゃぐ。


今週の怖がりさん

・突然の地割れにビックリし、歩鈴と抱き合って怖がる。


49話  「青の目覚め!もう一つの姿


間違った視点による、あらすじ

「もしも、もしもだよ、明日地球が破滅するって判ったら、いちごは何をする?」
「そうねえ、まずお父さんやお母さんと朝ごはんを食べて、次はもえやみわ達とお昼ごはんを食べて、
  カフェのみんなとおやつを食べたら、青山くんと夕ごはんを食べて、それから・・・」
「いちご・・・」
「なあに?青山くん」
「ぼくは・・・ぼくはね、人間じゃないんだ。ディープブルーなんだ!」
「あの・・・風邪かなにかなの?」
「真に覚醒するまで、人間の体を傀儡にしていた、それがぼくなんだ!」
「そう言えばここんトコ、忙しかったもんね」
「この惑星を守るために、人類を排除しなければならないんだ!」
「その前に、お店を休んでリフレッシュさせてもらいましょ」
「次に会う時には、敵同士かも知れないんだよ!」
「あ、そうだ!いい紅茶が手に入ったんだ。青山くんに後で入れてあげるね」
「いちご、キミはどうするの?」
「やっぱり、母性本能をくすぐる所がいいかなあ、なんて・・・あっ、言っちゃった!」
「いちご、これは現実なんだ!」
「ゴメンゴメン、目覚ましの調子が悪くってさ。やっぱり今のナシ!」
「・・・ぼくが何を言っているのか解っているのかい?」
「そりゃもう。えっとぉ、頑張りすぎると疲れちゃうからフツーに頑張れって事だよね」
「・・・・・・・・・・・・・なんてね。驚かせてごめん」

「やりました、稜。ディープブルーの覚醒を阻止しました!」
「よし、μプロジェクトは成功だ!後はキメラアニマの掃討だけだな」
「安心してください。レディ達が全て片づけている最中です」
「そうか」

「まったく、人使いが荒いですわね!」
「数が多過ぎます!」
「そうなのだ!せめて残業手当てでも出してくれないと、歩鈴困るのだ」
「久し振りだわ、丸一日タダ働きと言うのは」


感想

微妙な表情なんかで見せるシーンが多かったので、ネタ&メルヘンとして観てる身としては
何もなくって困ってしまいました。
しっとりしてたりして、悪い話ではないんですけどね。


今週のみんとお嬢サマ

・お茶をしながらばあやと会話する。もう出てこないかと思ってました。


今週のざくろお姉さま

・先陣を切って、しんみりした空気を入れ替える。


今週の同じ言い訳を何度もしてると思われる人

・いつものごとく寝坊の言い訳をして、みんとにイヤミを言われる。


今週のウキウキ

・サルのマネをしてはしゃぐ。


今週のそりゃほとんど自作だろ

・残り物のケーキを食べる。もちろんモロバレだが。


50話  「いちごの試練!あたしはミュウミュウ


間違った視点による、あらすじ

青山くんの正体は、ディープブルーであった。ショックを受けて戦闘を放棄するいちごに、
ざくろはシリアスな顔で問いかけた。

「いちご、あなたは青山くんのどういう所が好きなの?」
「笑顔かな」
「どうして?」
「青山くんは、すっごく優しくて、笑うともっと優しい顔になるの。でも・・・」
「でも?」
「でも、時々口を耳まで吊り上げて笑う時があるから・・・」
「どうしたいの?」
「いつも、優しい顔で笑っていられる様にしてあげたいの」
「見つかったわね、戦う理由が」
「え?」
「芸をするのよ、ミュウイチゴ!」
「ざくろさん・・・」
「心の底から笑わせる事が出来れば、あなたの声は青山くんに届くはず」
「そうよ、愛する人のために芸をしなければなりませんのよ」
「芸の事なら、歩鈴にまかせるのだ」
「ありがとう、みんな!」
「良かったですね、いちごさん」

「こざかしい・・・」
「笑いの精神など、ディープブルー様にとって不要となり、永遠に抹消されたのだ」
「悪い冗談はおよしなさい!」
ディープブルーとパイの挑発に、みんとはいきり立った。
「まずは、わたくしから参りますわ!」
「命!」
みんとは、少し昔に流行ったボディランゲージをかました。
「何だ、それは・・・」
ディープブルーは、どこからともなく生えて手元にぶら下がっている謎の紐を引っ張った。
「マズいぞ、あの紐はこの星の生物を消滅させる!」
キッシュが叫ぶと同時に、みんとの足元が二つに割れ、彼女は穴の中に落ちていった。
「お姉さまー!」
「みんと!」
「これぞ、我らが待ち望んだ瞬間!」
「青山さん、本当に地球のギャグが解らないんですか?」
「無駄だ。ここにおられるお方は、もはやお前達の知る青山ではない」

「でしたら、次は私に任せてください!2番、ミュウレタ・・・あれ〜」
れたすは、名乗りも終わらぬうちに、奈落の底へと吸い込まれていった。
「早過ぎる!まだそんな段階じゃなかったハズだ」
「こんなの、あんまりです〜」

「敵は手強いわ、2人がかりで行きましょう」
「大丈夫かい?」
先のメンツのあまりの不甲斐無さに、タルトは2人がとても心配になった。
「・・・みくびらないで」 「なのだ」
「3番、ミュウプリン&ザクロ、行くわよ!」
「リボーンプリングリングインフェルノ!」
プリングリングがディープブルーを捕らえる。続けて、ざくろも必殺技を放った。
「リボーンザクロスピュア!」
しかし、ざくろの攻撃はプリングリングの壁にはじかれてしまった。
「ごめんなさい、歩鈴。でも、あなたは本当に強くなったわ、あたしが驚く位にね」
「・・・くだらん」
ディープブルーは、2人分の紐をまとめて引っ張った。
「なんでなのだー」
「解ってるわ、ギャグが滑ったのね・・・」
「歩鈴、ざくろさん!」
「くっそー、ディープブルーのヤツ!」

「棄権するなら今のうちだぞ」
「冗談!誰が・・・」
いちごは、宝物を包み込むかの様に大事に握り合わせた両手をそっと差し出した。
「青山くん・・・これ、握りっ・・・」
ディープブルーは、無言で紐を引っ張った。
「これはきっと悪い夢よぉ〜」
「イチゴ・・・なんて下品な事を」
「アイツ、馬鹿だよ。大馬鹿だ」

「トホホ、こんなのってないよぉ」
いちご達は、なんとか全員、穴から這い登ってきた。
「今のはリセットですわ!こんな状態のまま、引き下がる事は出来ませんもの」
「勝手な事を」
「そんなの関係ない!やるって決めたんだ」
いちご達は懲りもせずに下らない芸を披露して、再び全員、穴の中に消えていった。

「また登ってきたか」
「どうするお前達、もう一度リセットするのか?」
何度も墜落を繰り返すいちご達に、ディープブルー達は少しあきれた表情で詰め寄った。
「こうなったら方法は一つ」
「そうですね。私達、精一杯やりましたよね」
「仕方のない事ですわ」
「こうなったら、逃げるしかないのだ!」
いちご達は全員、しっぽを巻いてその場から逃げ出した。

「あいつら、この大変な時に何をやってるんだ!」
モニターしていた白金は、急いでカフェを飛び出した。
「稜、私はここに残ります。みなさんが来た場合、ぶぶ漬けを用意しないといけませんから」


感想

えー、今回のテーマは薄情でした。
茂みの影から見物してるキッシュとタルトとか、急いでるのにウイリーかます白金とか、
超人的なジャンプ力で大穴を跳び越える白金だとか、どんな時でもウケを忘れない精神は
正にミュウミュウだったと思います。
とりあえず今回の話(と漫画版からのカンニング)から推測される点を箇条書き。

・「三位一体」とは、あくまでパイの推測である。
・「戦う必要がなくなれば元の体に戻る」とは、白金のハッタリの可能性がある。
・キッシュは、完全破壊以外の方法を計画していた可能性がある。
・タルトは、その事をキッシュからある程度知らされていた可能性がある。
・どうやら前回のは、エネルギーであって、ミュウアクアそのものではないらしい。

いやまあ、憶測ばかりですけど。ディープブルー様が何をお考えでいらっしゃるのかは
相変わらずハッキリしてませんし。
それより次回は、敵の方が味方より凄い展開になりそうなのが気になります。


今週のみんとお嬢サマ

・ブンブン飛び回りながらミントエコーを乱発するが、やっぱり撃ち落とされる。
・いちごにびんたをかます。あんまりだが、まあ甘えと言えばその通りではあるか。
・全員で突進する際、ミントーンアローを上下逆さまに持つ。


今週のざくろお姉さま

・ディープブルーに弾き飛ばされた、いちごの鈴を拾う。
・ディープブルーを鞭で掴みそこねる。なぜか素通りしてる様にも見えるが?


今週のクライマー

・白金にかかえられる際、腿の輪っかをうっかり両方に装備する。
・「みんな死んじゃう!」と大騒ぎした割には、あっさり穴から這い出てくる。


今週のプルプルプル

・真っ先に飛び出し、ディープブルーの反撃をくらう。一瞬、死んだかと思いました。
・真顔で挙手する。ボケを忘れぬその精神、あっぱれであるぞ。


今週のハンガー

・ディープブルーにレタスラッシュを一発で跳ね返される。
・いちご達とのキメポーズの際、よりによって一番目立つポーズを取る。


51話  「最後の戦い!あなたの笑顔を信じてる


間違った視点による、あらすじ

最後のミュウアクアは空中要塞の中にあった。いちごは、みんとと共に要塞への侵入を試みた。
「みんと、大見得切った割には何よ!5cmしか浮いてないじゃない」
「いちごが重過ぎるんですわ、少しはダイエットしたらどうですの!」
しかし、みんとの力では、いちごを要塞まで運搬する事は不可能だった。

「仕方がないわ、何か別の方法を考えましょう」
ざくろ達は、要塞へいちごを運ぶための相談を始めた。
「待ちなさい。いちご、どこへ行くつもりですの?」
いちごはみんなに背を向け、ゆっくり歩き始めていた。
「あ、えっとぉ・・・ちょっとトイレに・・・えへへ」
「ミュウイチゴ、あなたには行くべき所があるはずですわ」
「そうそうトイレね。行かなくちゃ、あそこへどうしても行かなくちゃ」
いちごは、足を運ぶスピードを速めていった。
「いちごさん、早く要塞に行って下さい!」
いちごはみんなに背を向けたまま、脱兎のごとく駆け出した。
「あたし決心したの、ここから全力で逃げるって。ざくろさん達が何か企むと、ろくでもない事が
 起こるって解り切っているから。もう二度とあんな目には会いたくないから、これ以上傷付く
 ワケにはいかない。要塞まで行けなくても仕方ない、仕方ないよ!」
「逃がさないのだ。リボーンプリングリングインフェルノ!」
歩鈴の放ったプリングリングが、いちごを後ろから捕獲した。

「ここから出してよ、みんな!鬼、悪魔、ババロア!」
「これは、あなたに与えられた使命ですのよ」
「どういう事?ちゃんと納得の行く説明してよ!」
「羽ばたくのに理屈はいらないわ」
「ざくろさんのは、屁理屈じゃないですか!」
「握りっぺよりはマシなのだ」
「何よ!歩鈴だってギャグが滑りまくってたクセに。とにかくあたしは行かないからね」
「本当に残念です。でも、あなたが飛ばないのなら、私達の使命はあなたを飛ばせる事です」
「勝手に話を進めないで!」
「歩鈴、いちごをお願いしますわ」
「了解なのだ。歩鈴キーック!」
歩鈴はプリングリングの結界ごと、いちごを空に向かって蹴り上げた。
「今です!リボーンレタスラッシュ」
れたすは、水流で結界を破壊し、いちごを更に高く打ち上げた。
しかし、要塞に届くには高さが足りず、いちごは頂点から折り返し落下を始めた。
「あたし、死んじゃう〜」
「危ないのだ!もっかい、リボーンプリングリングインフェルノ」
歩鈴は、いちごの落下地点にプリングリングを置き、クッション代わりにした。
反動で、いちごは再び同じ位の高さまで跳ね上げられた。
「なかなかやるわね」
ざくろは、歩鈴に5円玉を手渡した。
「わーい、おひねりなのだ」

「何を遊んでいるのだ、馬鹿かあいつらは」
パイとタルトは、眼下のいちご達の様子を、空中であきれながら眺めていた。
「馬鹿はオイラだったよ」
「何だと・・・?」
「オイラ、もういやなんだよ!ピアノ線で上から吊って飛んでる様に見せかけるのは」
「タルト、貴様・・・よせ!」
タルトは、アメリカンクラッカーを頭上で回し、自分を吊ってるピアノ線を切断した。
「うわー!」
その瞬間、彼の体は重力に従って一直線に地上へ落下していった。
「だから言ったのだ。そんな無茶はよせと・・・何度も、何度もそう言ったのに」

「いい加減なんとかしてよ。あたしはバッタじゃないよぉ」
いちごは、未だにプリングリングの上でバウンドを続けていた。
「あら、そのままでも宜しいんじゃなくて?いい夢が見れますわよ、永遠に」
「永遠って、ずっとこのままって事?そんなの冗談じゃないよ」
「しょうがないですわね、リボーンミントエコー!」
みんとは、バウンドの頂点付近でいちごの足元を狙い撃ちした。
「わぁっ!なんて事すんの、危ないじゃない」
いちごは、ビックリして少し空中で飛び跳ねた。
「あっ、10cm高く浮きましたよ」
みんとは、再びいちごを狙い撃ちした。
「今度は20cm高く飛んだのだ」
「いい感じね」
「こんなの不条理よ!どうして平気でこんな事できるわけ?」
「ウケるためですわ」
「多分なんですけど、みんなイヤな事やイライラする事が一杯あるんだと思うんです」
「どうせなら、笑顔でいた方が楽しいのだ」
「今、地球に必要なのは・・・いちご、あなたの体を張った芸なのよ」

「私も、そろそろ夢を見てもいい頃だ」
いちご達に感化されたパイは、突然巨大な扇を両手に持つと、自力で空に羽ばたき出した。
「いける!・・・リボーンザクロスピュア!」
ざくろは鞭を放って、パイの足にいちごを絡み付けた。
いちごは、パイに引っ張られて、グングン大空に上昇していった。
「あたし達に出来る事は、ここまでね・・・」
「歩鈴達は、ここから動けないのだ」
「いちご、後は任せましたわ」
「みんな、あなたを見守ってますから」
「え?みんな・・・あ、ちょっと!・・・ああ、地球が、地球が遠くなっちゃうよぉ」


感想

わっはっは、今回だけを見たら、何が何だか話が解りませんね。基本的に、ミュウミュウの話の
縦糸は同じテーマを何度も繰り返し紡いで行く事で構成されてますので、そっち方面でとらえて
見れば解りやすいのではないでしょうか。
今回のテーマは、女の子は移ろいやすいから、男の子がちゃんとリードしてあげなきゃダメだよ
って事だったんじゃないかと思います。本当のテーマは、実はそのまま空を飛べそうな芸を隠し
持っていた、パイさんのオチャメさの方にあるのですが。

あと、とりあえず今回の描写から推測される事は
・「欲を出した」とは、ディープブルー様の利己的な性格を指し示していると思われる。
・かつての白金家への手かげんアタックはワザと。今はもうどうでもいい問題らしい。
って所でしょうか。ようやくディープブルー様に関する掘り下げが行われましたが、これ以上は
ちょっと間に合わないかも。来週の青山くんとの対決に期待しておきます。


今週のみんとお嬢サマ

・まるで負け戦みたいな発言をする。
・キメラアニマとサシで対決するが、結局トドメを刺せずに終わる。


今週のざくろお姉さま

・漫画版に非常に忠実に、大口たたいた割にはあっさり情けなくダウンする。


今週のフラついた人

・さも当たり前の様に、一人でさっさと要塞まで飛行して行く。
・「仕方ない」の一言でサブタイトルを否定。・・・してる様に見えるぞ、まるで。


今週のタウタウ

・許さないハズの相手にあっさり見切りをつける。まあ、間違った判断ではないが。


今週のこの役立たずめが

・キメラアニマに一発当て、生意気にも指差しポーズで仲間に指示を出す。
・しかし、計二発殴られて結局真っ先にノビる。
・回想シーンで勝手に台詞を変えられる。どうやらパイには、あんな風に聞こえた様だ。


52話(最終回)  「地球の未来にご奉仕するにゃん!


間違った視点による、あらすじ

要塞内でいちごと対峙したディープブルーは、青山くんとのせめぎ合いの末、東京に壊滅的な
ダメージを与える。
「全て、ぼくがやったんだね」
「やったのはディープブルーなんだよ。青山くんじゃない」
「責任を取らなくちゃ、出来る事から少しずつ。ぼくにはやらなきゃいけない事があるんだ」
青山くんは、要塞のマイクのスイッチを入れると、いきなり選挙演説をし始めた。
「都民の皆さんこんにちは。私は、このたび都知事に立候補いたしました青山雅也です」
「黙れ!」
「私は、ゴミの分別を守らない愚か者どもを禁固53年の刑に処す事を公約に掲げます」
「黙れ!」
「今こそ、汚れしこの星の政治に滅びの調べを!みんなの地球を救いましょう」
「黙れ!」
「小さな事からコツコツと。青山雅也に清き一票をお願いします」
「黙れと言っているのが聞こえないのか!」

「ウザい演説はもういいわ」
「ざくろさん!それにみんな、どうやってここに来たの?」
「ただ単に、いちごが重過ぎるだけですわ」
「八千馬力もあれば、重くなるのは当たり前なのだ」
「おまけにミサイルまで付いていますし」
「ないない、そんなの絶対な〜い!みんな、勝手な事言わないでよ」
「確認してみろ、防水機能とリモコンも付いているはずだ」
「白金、からかうのもいいかげんにして!」
「今時カセットテープに変形するとか。なんてね」
「オマエ、古いモン知ってんなあ」
「キッシュ!それにタルト?あんた先週、落っこちて行ったんじゃなかったっけ」
「オイラはそんなの瞬間移動で簡単に抜け出せるんだよ。どうだ、驚いただろう」
「・・・・・・」
「なんか言えよ!面白くないだろ」
「あのねえ、驚くも何も、都合のいい時だけそんな設定持ち出さないでよ」
「『予想外の展開だわ!』とぐらい言えんのか。これだから教養のない人間は・・・」
「うちわでパタパタ飛んでく、ドリームおじさんには言われたくありませんよーだ」
「言わせておけば、貴様・・・!」
逆上したパイが空雷扇を振り上げた瞬間、突然放たれた光線がいちごを直撃した。
「わ、私はまだ何もしていないぞ!」
「遊びの時間はこれまでだ」
ディープブルーの攻撃を受け、ミュウイチゴはブローチを残して蒸発してしまった。

「そんな・・・この間お貸したCD、まだ返してもらっていないのに」
「わたくしのお気に入りのワンピースもまだですわ」
「歩鈴の漫画も借りっぱなしなのだ」
「相談料の5円も未払いのままね」
いちごは、仲間達から一斉に借り逃げを非難された。
「なあ、それって普段からいじきたないって事じゃないか?」
「うるさい!そこがいいんだ、あの子は」
「それは、苦しまぎれの強がりと認識する」
「おい、見ろ!!」
「ブローチが、光ってる」
「なにかにじみでてきたのだ」
いちごは、ブローチに付着していた一片の細胞から、恐ろしい早さで元通りに復元された。
「少女漫画のする生き返り方じゃありませんわね」
「え?へっぽこお笑い番組じゃなかったのか?」
「わたしは、ほのぼの動物アニメだと思ってました」
「よし、コードナンバーμ1525、今日からお前はミュウイチゴ2号だ!」
「やれやれ、ホントに死んじゃったかと思ったよ・・・って、白金!何がミュウイチゴ2号よ」
「じゃあ、コードナンバーμ1564、今日からお前はいちご虫だ」
「おかしいよ!そんなのおかしいよ」
「なんだお前、元ネタが知りたいのか?」
「何言ってんのよ。あたしはねえ、ご都合主義が過ぎるんじゃないかって言ってるの!」
いちごと白金の口論に、キッシュが横から口を挟んだ。
「イチゴ、いい事教えてあげる。額に『2号』って書いてあるよ」
「ゲッ」
「どうやら2号で決まりの様ね」
「めでたし、めでたしなのだ」
「バカな、こんなバカな事が!人間なんかにこんな芸当が出来るはずがない」
「正直最近、人間である事の自信がグラついてきちゃったかなあ、えへへ」
「だから言ったろう?キミはもう、ボク達に近い所にいるんだって」

「わあっ、地震なのだ!」
「いちごが、地震がグラついたなんて言うからですわ」
空中要塞は、突然飛行が不安定になった。
「こんなデカいのが落ちたら、東京がなくなっちまう!」
「粒子化して消滅させるんだ」
キッシュ達は要塞のコクピットに行くと、スイッチ一つで要塞を消滅させた。
「なんで、こんな時に!」
唐突に足場を失ったミュウミュウ達は、全員下に向かって落っこち始めた。
「落ちたら死んじゃうのだ〜」
「このままじゃ、青山くんまで!」
「いや、まだ終わりじゃないわ」
「ざ、ざくろ・・・さん?」
「今こそ、『ミュウ・コラボ・ロケット・アラモード』を使う時よ」
「でも、それって単なる一発ネタじゃないですか」
「オチをつけるのに、理屈はいらないわ」
ざくろ達は、全員の武器を合体させると、いちごと青山くんを縛り付けた。
「信じられない!こんなの絶対大丈夫じゃないよ」
「これからはずっと青山さんと一緒に居られますわ」
「いちごさんと青山さん、本当に良かったですね」
「地球人の分際で、この偉大なる我に何を・・・!」
「行くわよ、ミュウパワー・エクステンション!」
ミュウミュウのパワーで、いちご達は空高く打ち上げられた。
「玉屋ーなのだ」
「あたしはネコだけど、タマじゃないよぉ〜・・・」
いちごは、ダジャレを言い残すと、はるか空の彼方へ消えていった。

「お待たせ、子猫ちゃん達。あれ?イチゴはどこにいるんだい」
「ロケットに乗って、飛んで行きましたわ」
「きっと今ごろは、青山のおにいちゃんとアツアツのラブラブなのだ」
「なんだよー、せっかく驚かせてやろうと思ったのに」
「人間とは勝手な生き物だな」
「ごめんなさい、ごめんなさい!」
「そうじゃないのよ。彼女は調子が良い子だから、色んな事に流され過ぎるの」


感想

わはは、思いっきりウソ予告だったとは。また、赤坂さんに騙されました。
良かった点は、漫画版そのまんまなブッ倒れ方がギミックになっていた事。マズかった点は
結局、ディープブルー様がイマイチよく解んない存在のままだった事でしょうか。
見事なまでに印象に残らない最終回でしたが、決して悪くはなかったのではないかと。
どういうワケか、ビデオで台詞のチェックをするのにいつもの1.5倍かかってしまった事が、
それを証明しやがってます。
って言うか白金、さも何事も無かったかの様に当たり前に出てくんなよ。


今週のみんとお嬢サマ

・いちごにツッコミを入れる。早速、握り拳を作ってる所を見ると、確かにその通りの模様。


今週のざくろお姉さま

・ブッ倒れたままで耳をピクピク動かす。
・珍しく歩鈴と一緒に歩いて来る。


今週のお寝坊さん

・パジャマのままでトーストをモグモグ食べる。


今週の血の気の多い子ザル

・珍しくみんとにツッコミを入れる。


今週の変な人

・復活したアザを確認して悲鳴を上げる。


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