東京ミュウミュウ30話〜39話


30話  「素直になって、水晶玉に秘めた想い


ある有名タレントの視点による、あらすじ

「最近起こる体の異変・・・あの子達は気付いてるのかしら?」
カフェミュウミュウの地下、普段入る事のない場所に、狼の耳を生やした少女は侵入していた。
「ミュウアクア・・・あの力があれば、元の体に戻れるかも。試してみる価値はありそうね」
彼女は金庫を力ずくでこじ開けると、大事そうにしまわれているロッドを取り出した。
「確か、こんな感じ・・・リボーンアクアドロップス!」
しかし、なにも起きなかった。
「こうだったかしら・・・・リボーンアクアドロップス!!」
試しにポーズを変えてみたが、それでもなにも起きなかった。
「これも違ったようね・・・・・リボーンアクアドロップス!!!」
やはり、ロッドの先端にはめ込まれた結晶からは何の反応も返ってこなかった。
「・・・・・・割ってみるしかなさそうね・・・・・・・はっ!!」
ムチの一振りと共に、地下一帯に激しい爆音が響き渡った。
「なにがあった、圭一郎!」
「解かりません。稜、とりあえずミュウアクアは無事です!」
「それ以外はメチャクチャだな。まあ、通常の警備が通じるとは思っていなかったが」
「ええ、そのためのミュウミュウですから」
とっさに切り裂いた亜空間に身を隠し、彼女は、白金達の様子をうかがっていた。
「ニセモノ・・・と言うワケでもないみたいね」

「これだ・・・この力だ!これでディープブルー様を真の覚醒に導く事ができる!」
「・・・どうした?光れよ!・・・くそぉっ!くそっ、くそっ、くそっ!」
日を置かずにミュウアクアを奪いに現れたキッシュだったが、結晶のエネルギー切れにより
その行為は空振りに終わる。
「・・・そういう事だったのね」
事の真相に気付き、ギョッとした表情を浮かべる白金に、彼女はそっとつぶやいた。
「彼らを弁護する気はないわ」

「・・・いちご!」
「ミュウイチゴ、受け取ってください!」
後日、ミュウアクアらしき物体を敵と奪い合ういちごだったが、不可抗力により、こともあろうか
その物体を粉々に破壊してしまう。
「割れちゃったのだ」
「どうしよう・・・」
落ち込むいちごに、彼女は力強く、こうアドバイスをおくるのであった。
「大丈夫、これはミュウアクアじゃないわ。物理的にミュウアクアが割れる事はないハズ」


感想

結果は途中から解りきっていたので、その過程をどう紡ぐかと言う・・・・えー、ハートフルな
メルヘンとしてもツッこんでくれと言わんばかりのネタアニメとしてもお気楽に楽しめる、
とてもミュウミュウらしいお話だったと想います。
今回、事もあろうか水晶玉を無理矢理叩き落とすと言う、随分荒っぽいマネをしてくれた
ざくろお姉さまですが、彼女にとっては水晶玉が割れてもそうでなくても、どっち道結果
オーライであり、万里子先輩の占いも単なるカウンセリングなので、水晶玉自体はそんなに
重要なアイテムでない事もお見通しだったのでしょう。彼女自身、カウンセラーみたいなモノ
ですから。だから自信を持って「大丈夫」だと断言できた のです。
ただ、あのファンシーなステッキにハメ込まれた石の性質を、一体いつの間に調べる事が
出来たのだろうかと言う、新たな謎を突きつけられた様な気もいたしますが。


今週のみんとお嬢サマ

・歩鈴を始めとする皆と一緒にキッシュを追って空中戦を行なう。
 ジャンプに見えなくもないが、明らかに全員空を飛んでるとしか・・・。
・予告にて、いちごをからかい、悪魔とのそしりを受ける。


今週のざくろお姉さま

・キッシュにふりほどかれスッ飛ばされてく歩鈴を、ナイスキャッチする。
・キッシュの手からミュウアクア(の可能性がある)と思われた水晶玉を弾き飛ばす。なんて乱暴な。


今週のお詫びにたっぷりご奉仕するにゃん

・万里子先輩の占いを真に受けて、目をお星様にする。「あのー、次の人呼んでいいかな?」
・いつも通りにバイトに遅刻して来るも、妙にご機嫌でネコのポーズを取ってみたりする。
・赤坂さんにウインクと投げキッスを送り、非常にイヤな顔をされる。
・いかにもな木の影で万里子先輩とはち合わせ。意気投合して、2人で俊介をピーピングする。
・キッシュにつかみかかろうとして失敗。スカートを押さえて着地する。
・ストロベルベルをブーメラン代わりにして攻撃する。
・ヘンなスピリッツ で作られたキメラアニマに苦戦。蒼の騎士の助言を受け、勝利を収める。
・ミュウアクア(かも知れない)と思われた水晶玉をキャッチしようとして、キッシュと正面衝突する。


今週の落ちないくん

・バイト中、いちごのノロケに付き合おうとした所で白金の横ヤリを受ける。
・ミュウアクア(だといいな)と思われた水晶玉を奪ったキッシュの退陣を阻止する。
・戦闘終了後一気に脱力し、紙のようにペラペラになってへたりこむ。


今週のあなたの出番も大丈夫なのですか?

・特に目立った活躍はナシ。


31話  「父の背中、いちごをかけた一本勝負


感想

オヤジキモッ!・・・・・じゃなかった、朝っぱらからなんて不謹慎な・・・・・あわわ、えーっと、
大変真面目な家族ドラマとして見応えがあったと思います。
今回の親父さんの行動は、意地以外の根拠がどこにもありません。ハッキリ言えば単なる
粘着質のイヤがらせに過ぎないですね。
見りゃあ解りますが、親父さんの言動はオールツッツミ所だらけです。そういう風に作って
あるので当たり前なのですが、さくらさんにも色々とツッコまれてましたね。

例:「てめーはまだガキだ」
   「なによ、お父さんの行動の方がガキみたいじゃないのよ!」
   「ホレたハレたなんかで右往左往する前に」
   「右往左往してるのは、いちごのおねえちゃんの父上の方なのだっ」
   「しっかり地に足をつけて」
   「浮き足立ってるのはあなただけではないでしょうか?あ、ごめんなさい、ごめんなさい」
   「やらなきゃいけねえ事があるんじゃねえかって事を・・・だなあ」
   「とにかく時間をかけて話し合う事ね」
   「い、言ってんだよぉぉ」
   「それって全部、自分の事ですわね」

話から推測するに、いちごちゃんを育てるのに色々と苦労があったのでしょうが、あなたが
マジメだの真剣だの関係ねえとのたまう様に、あなたがどれだけ苦労されたかも極論して
しまえば彼らには関係のない話なのですよ。
正直、腹が立つ系のお話ではありましたが、普段取り上げられる事の少ないキャラクター達
が掘り下げられててナカナカ面白い話でした。
それはそうとこの2人って、いちごに対する執念以外は全然接点がないんですね。


今週のみんとお嬢サマ

・予告にて、自分は庶民の生活に憧れているとイヤミを言う。


今週のざくろお姉さま

・いちごへアドバイスした後、れたすの素ボケにツッコミ。「ちなみに犬も食わないのは夫婦喧嘩よ」


今週のネコ灰だらけ

・夕食時、無言でムッツリしたまま、父が箸を伸ばそうとしたオカズを器ごとブン獲る。
・さらに同じくしょう油差しもブン獲り、先の器にドバトバと中身をふりかける。
・父のあまりにもストレートな質問に、思わずミソ汁を吹き出す。
・父を追って変身。自宅の前でポーズまでキメる。
・しかし見失った相手を探せるワケもなく、いい晒しモノになる。


今週の金的娘

・息を切らしてカフェに逃げ込んで来たいちごにボケツッコミ。「マラソンデートなのか?」
・「言葉がダメなら拳で語り合うのだ」 何やらかなり過激な幼少期を過ごした模様。


今週の国語をもう少し頑張りましょう

・珍しく、色恋沙汰の相談を回避。まあ、浅野さんの時とは事情が違うしな。
・歩鈴のボケに素ボケをかます。「親子喧嘩は犬も食わないのだ」 「兄弟喧嘩ですよ、それ」


32話  「お嬢さま対決、お金じゃ買えない正義の味方


ある会社社長の視点による、あらすじ

「全く、なんで私がこんな小娘なんぞに招待されねばならないのだ」
「これのために、家にも帰らず出張先から直行で・・・しかも夕方からは会議だと言うのに」
「なのに、涼しい顔しやがって。あのガキは、その事を解っているのかね?」
「そもそも、藍沢のヤツがしゃしゃり出てこなければ、我が社はずっと安泰のハズだったんだ!」
「それなのに、ヤツのせいで、ヤツのせいで!私が会社を立て直すのにどれだけ苦労したと・・・」
「・・・はっ、いかんいかん。つい、私とした事が」
「もう、過ぎた事だ。今は彼とは良き提携相手、それでいいじゃないか」
「あ、あれは何だ!?なぜ少年が空に浮かんでいるのだ」
「こっちを見たぞ、うわぁっ!何をする、や、やめろぉっ・・・!」

「・・・クックックッ、力が、力がみなぎってきたぞォッ!」
「憎い、憎いぞ、藍沢ァァッ!どこだ、どこにいる、藍沢みんとォォォッ!」
「そこかぁっ!てっきり腰でも抜かしているかと思ったが、逃げねえとはいい度胸だなぁ」
「何だ、この光は?・・・そうか、貴様がウワサのミューミューとやらか」
「こちとら、寝る間も惜しんで働いてるってえのに、のん気に茶ァすすって正義の味方気取りか?」
「ますます気にくわねえなあ、やはり貴様から血祭りに・・・」
「おっと、紫の姉ちゃん、威勢がいいなあ。昼間っからムチなんぞを振り回しおって」
「だがあいにくSMの趣味はないんでなあ、そんなモノくらうワケにはいかねえんだよ!」
「痛てッ!やりやがったなこのアマ!仕返しだ、くらいやがれ!」
「へへっ、ザマア見やがれ・・・って、何だ?このブヨブヨした物体は」
「今度はこの黄色いのの仕業か。ケッ、なにがプリンプリンインフェルノだ」
「こんなモノ、本当の地獄を見てきた俺にとっては児戯にも等しいわ!フンッ!」
「おおっ、あれは西園寺の・・・でかした、そのまま藍沢のクソガキを離すんじゃないぞ!」
「2人まとめて地獄送りだ!絶望の引きつり濁った叫び声を聴かせてくれ、藍沢みんとォォ!」
「うおっ、狙いが・・・。チッ、こいつら次から次へと邪魔しくさりおってからに!」
「ヘッ、バカめ、一匹自分からツッこんで来おったわ。ちょうどいい、まずはこの赤いのから死ね!」
「まずは一丁あがり・・・て、何だありゃ、似たのがもう一匹増えてるじゃねえか。」
「汚ねえなあ、そんなのアリかよ!・・・おっ、またツッこんで来やがったぜ、この単純バカは」
「ちょこまかと、うっとおしいヤツめ。だがそんなオモチャで何が出来る!」
「今度こそ死にやがれ!・・・ぐっ!なんだ?今の矢は、一体どこから飛んで来たのだ!?」
「ぐおぉぉっ!この私がなぜぇっ!」

「・・・回収、・・・回収・・・」

「・・・はっ、・・・私は今まで一体何を・・・・?それに、この会場の有り様は・・・?」
「そうか、あの時きっと何かが爆発でもして、それで私は気を失っていたのだな・・・」
「それはそうと、あの子達はなぜこんな所で和気あいあいと茶なぞをすすっているのだ?」


感想

んー、何か普通に出来が良かったですね。ネタ的には少し食べ足りなかったかなあと。
出来がいいんで不満があるワケではないんですけどね。んー、贅沢な悩みかなあ。
とりあえず、再来週には出るであろう、ざくろお姉さまの幼少時のお姿に期待するかな。


今週のみんとお嬢サマ

・思いっきり人前で変身。正体バレは、いるかちゃんの時に続き2度めか。
・戦闘中、ライバルに首を絞められる。


今週のざくろお姉さま

・再び、必殺技の的を外す。キッシュの期待以上に意外な程手強い敵であった。


今週の赤面するにゃん

・みんととの連携を再び披露。以前と同じ方法でキメラアニマの弱点を攻撃する。


今週の怖いモノ知らず

・みんとを疑いの眼差しで見つめる。あんまし信用してないのね。
・馬車に花柄というペイントのヘリコプターを、趣味悪いと評価。
・いつもとは逆に、ざくろお姉さまのピンチを救う。
・必殺技を初めて破られる。あのオッサン、何か藍沢家にうらみでもあったのだろうか?


今週のなぜ貴様も赤面するのだ?

・みんとにノセられかけたいちごを制止。かなり警戒しているのね。
・馬車に花柄というペイントのヘリコプターを、なんだかかわいいと評価。
・敵に攻撃をする前に倒される。まあ、今回の敵は強かったからね。


33話  「婚約者現る 歩鈴、宿命の結婚?!


感想

アホパワー全開。やっぱりミュウミュウはこうじゃなくっちゃいけません。
しかしまあ、今回の色男は何とも気が早いヤツですなあ。善は急げってゆーたって
その前にドイツが付いとりますがな。
さすがに途中で気が付いた様で、だから身代わりなんて回りくどい事をしたのですが。
罪ほろぼしとかそう言うのじゃなくって、これ以上壊すワケにはいかなかったんですね。
本来、守るつもりで来ていたのですから。
まあ、そんな事よりも今回の主題は猪木のマネと子カンガルーの方にあるのですが。


今週のみんとお嬢サマ

・歩鈴の行方を、頭上、つまりカフェの2階を差して、あきれた感じで指摘する。
・れたす達と共に、バンクを流用した強引なジャンプで武道館に乱入する。
・観客からのコールを受け突然猪木のマネをし出すいちごに、釘を刺す。
・予告にて、自分の趣味を並べ立て、いちごとケンカする。
・予告にて、ノロけるいちごに強気でツッこみ。「ほとんどビョーキですわ」


今週のざくろお姉さま

・ほとんど喋らずに立っているだけで存在感をアピールする。
・ほぼ無人にしか見えない店内で、なぜか茶らしき物を運ぶ。


今週の元気ですかー

・歩鈴の家出に驚く。服装からすると、例によってカフェ入りは一番ビリの模様。
・キメラパンチの攻撃を防ぎきれずに目を回す。「任せてなんて言うんじゃなかった」
・キメラ子パンチと挌闘して、これを取り押さえる。
・必殺技を放つ前に、キメラ子パンチを子袋に投げ入れる。


今週のぬぬぬぬぬーなのだ

・曲芸のノリでサボテンのトゲをかわすが、調子に乗ってたらオイルで転ばされる。
・カフェにて、なぜかサボテンの鉢植えを抱えて面白くなさそうな顔をする。
・龍氏とカフェ内でカマキリ対フラミンゴの皿回し対決をする。
・夕食の支度を龍氏に取られる。特製カニ玉天津飯のつもりがビーフストロガノフに。
・ヘイチャの送り迎えを龍氏に取られる。あまつさえ、お役御免扱いを受ける。
・自分のなわばりを龍氏に取られる。
・家庭の経済状況を暴露。「そんなの継いでも別に儲からないのだ」
・人生の大問題に直面し、出動を拒否するが、無理矢理タルタルに連れて行かれる。
・サンドバックにされかけるが、グルグル巻きのままで器用に攻撃を回避する。
・高円寺拳法四十八手の一つ、「歩鈴のアッパー(キック連打)なのだー」を披露する。


今週の仲裁人

・予告にて、ノロけるいちごに気弱にツッこみ。「それってシュミですか?」


34話  「一番大切な事、誰かを信じる気持ち


感想

ストーリーの都合上とは言え、売れ残ったのがどう見てもミュウスナメリの人形と言うのが
何とも彼女らしいと言うか・・・。
フツー気付くと思いますが、彼女の様なバチをかぶりたがる性格のヤツは、味方にしても
あまり役には立ちません。何せ、こっちまでバチをかぶる事になるのですから。
フツーの神経の持ち主ならば、使いっ走りとしてしかつき会おうとしないハズです。
かつて、夢とドリームで構成された性格を利用されていた彼女、今回のケースはそれまでとは
事情が異なるとは言え、やられている事は全く同じです。
ただ異なるのは、それが全くもって根拠のない理不尽な要求かどうかを見極められる様に
なったと言う点。いやまあ、行為自体は確かに理不尽なのですが。
ウソつきの泥棒を信じようだなんて、おめでたいヤツだなあって?いえいえ、彼女が何を
信じようとしたのかは、わざわざちゃんとキッシュ君が証明してくれてますよ。
彼女は少なくとも、人の頼みを断りきれなかった頃の彼女とは違います。
笑える自覚のない方は、もちろんお断りしますなのです。


今週のみんとお嬢サマ

・久しぶりに茶を飲んで仕事をサボる。いちごの文句にも涼しい顔。
・ロマノフ王朝のタンスを一千万円で売ろうとする。れたすとは謙虚さのスケールが違う様で・・・。
・れたすと張り合う。「みんとさん、何か出品してるんですか?」  「気にしない方がいいですよ」
・仕切屋の本領を発揮し、一瞬で客を整理。しかし、ついでに勧めたタンスは素通りされる。
・気前のいいプレゼントを、れたすに断わられる。
・予告で暴走。誰かコイツをだまらせろ。


今週のざくろお姉さま

・珍しく笑いながら雑誌を眺める。
・カフェに来た先生に対し、話を先読みするかのごとく浮かない顔を見せる。オオカミの嗅覚か?
・油断するなと言っておきながらも、例によってみんなと仲良く敵の罠にハマる。
・白金とテレパシーで会話。ちなみに先生の魂胆に気付いたのは、3人ともカフェでのハズ。


今週の関係ない人

・歩鈴と一緒に営業スマイル。働いてるのが自分達だけだと気付き、腹を立てる。
・ぬいぐるみに混じって売られかけたマシャを、あわてて回収する。


今週の土足厳禁

・売り物の上に土足で乗って、芸を披露。体力の尽きるまでやってた様だ。


今週のフツーじゃない人

・家族が登場。にこやかで理想家な両親と、素直な弟と言う、絵に描いた様な幸せな家庭であった。
・珍しく、客と談笑。 ちょっとは売上げに貢献しやがったと言う事か。
・レタスラッシュで皆のピンチを救う。 まるで初めて役に立ったみたいに見えるのは、なぜ?


35話  「泣かないで、ひとりぼっちの小さなざくろ


間違った視点による、あらすじ

仲間の無責任なウワサに嫌気の差したざくろは、再びキッシュと手を結ぼうとするが、パイや
タルト達、エイリアンの奸計にハメられてしまう。
裏切られたいちご達は、それでも仲間のピンチを救うために、現場へと駆けつけるのであった。

「ざくろさん、よけて!」
タルトの攻撃から、ざくろをかばった身代わりに、いちごがツタにからめ捕られてしまう。
「ざくろさんは、大切な仲間なの。誰かが欠けちゃダメなの」
いちごは、仲間の大切さを必死になって、ざくろに説いた。
「・・・・・・!」

「いちご!動かないで」
しかしその時、みんとの矢がここぞとばかりに、いちごめがけて放たれた。
「何やってんのよ、みんと。それじゃあ説得力ゼロじゃない!」
「わたくしは、ざくろお姉さまと一緒に居られれば、それだけで幸せですわ!」
みんとは、いちごに向かって次々と矢を繰り出した。
「なんだ、最近こんなのばっかじゃん」
「くだらん、先に帰るぞ」
あまりにも低レベルな争いにあきれたパイとタルトが、早々と戦線から離脱した。

「あ、取れた!」
しつこく繰り出される矢が、偶然、ツタをかすめて切断し、いちごを自由にした。
「あら、残念ですわ。お姉さまを一人占めできるチャンスでしたのに」
「死んじゃったら、どうすんのよ!みんとのイジワル!いじわるミント!」
いちごとみんとが口喧嘩をしていると、2人の所へ凄い形相でざくろが歩み寄ってきた。
「許さない・・・」
「人のプライドを傷付け、もてあそび、あなた達だけは絶対許さない!」
「すごい迫力です・・・」
「きっと、いちごのおねえちゃん達は、ざくろのおねえちゃんの逆鱗に触れてしまったのだ」

「ま、また遊んであげるよ、じゃあね!」
「待って、あたしも行く!」
「右に同じですわ!」
あわてて逃げ出すキッシュに便乗しようと、いちごとみんとは彼のズボンをつかんだ。
「ハニー、そんなにあわてなくても・・・」
「みんと、下!」
「言われなくてもわかってますわ!」
「うわぁっ!」
軽口を叩きながら振り向くキッシュに、いちごとみんとを狙ったざくろ渾身のパンチが直撃した。

「マ・・・マジかよ」
あまりの所業に唖然としながら、キッシュはズボンを直して基地へと退散した。
「みっともない所を見せたな」
「故郷の仲間達に顔向けできないぜ」
「バカにしやがって、てめえらみんなブッつぶしてやる!」


感想

ざくろお姉さまの生い立ちについて、ちょっぴり触れられていましたが、今回の話からすると
どうやら彼女は元々強いのではなく、強くならざるを得なかった境遇の様に思われます。
なんだか取ってつけた様なハッピーエンドでしたが、ミュウミュウ的にはこれでOKなのです。
おそらく、ざくろお姉さまは、ももかちゃんが自分と同じ様な道を歩もうとする事を望んでは
いないでしょう。そういう子の事を、ウザいって言ってましたから。


今週のみんとお嬢サマ

・いちごに勝手に車に乗り込まれる。「悪いねー、みんと、こんないい車で送ってもらっちゃって」
・お姉さまをダシに、いちごをからかう。明らかに上記の所業に対する仕返し。
・別荘の庭を自慢。自然に対して負け惜しみを言っているのか?
・ミントーンアローでざくろお姉さまを救出する。


今週のざくろお姉さま

・クライアントと直接交渉、しかも会合を途中でキャンセルする。
・幼少時を回想、そこそこイイ家に住んでた様に思える。そしてその頃から肉食。
・以前と同じ無茶な注文をする白金に、みんなと一緒にデフォルメ姿でブーイングする。
・子供をあっさり人質に取られ、タルトのパラパラでグルグル巻きにされる。
・退却しようとするキッシュを強引に引き戻し、やたらと重いパンチを浴びせる。


今週のずうずうしい人

・カフェの制服のままで配達に行き、風邪をひきかける。
・すごい早業で、ケーキの梱包をほどく。
・無愛想なガキに愛想をふりまくが、おばさん呼ばわりされた上にアカンベーされる。


今週の野に帰った子ザル

・赤坂さんから自分も誕生日にはケーキを作ってもらえるモノだと思い込む。
・ターザンよろしく、奇声をあげながら飛び回り、楽しそーに木にしがみつく。


今週のそんなピクニックはお断りします

・白金の冗談に会話を合わせる。「ピクニック日和ですものね」 ただし、素ボケ。
・みんなでワンワン泣きながら歩く事を提案する。


36話  「白金の過去、ミュウミュウ誕生の秘密


感想

久々の白金節復活。他人への干渉(同情も含めて)を善しとしない彼が、他人に魚を丸ごと
一匹くわえさせたり、尻尾を出して体をピカピカ光らせたり、頭に金魚鉢をのせ生肉片手に
うろつかせたりと、思いっきり干渉しまくってる矛盾に対する、彼なりの落とし前の付け方が
どう見ても妙ちくりんな銃にしか見えない物体による自決、他人の人生への代償としての
自分の人生の提供だったのでしょう。ちゃっかり自分の意志で元の姿に戻っていますが。
突然、いちごの前に現れて、勝手に変身後の名前まで決めてしまったりとか、白昼堂々
白煙筒を焚いたりだとか、今まで突拍子のない事を当たり前の様に実行できていたのも、
おそらく彼女達を見守るために真剣に準備していたからこそ可能だったのでしょう。
さすが、本物の天才は何かが違いますね。
今回、回想された火事。漫画版の方ではいかにも母親が何かを知ってそうな雰囲気だった
のですが、アニメ版の方ではまるでキメラアニマの化石が生き返ったかの様に見えます。
どっちにしろ火事の原因そのものは謎なまんまなのですが、それより白金がなぜ、ただの猫
ではなく、ただの金持ち高校生として生活できるのか、個人的にはこっちの方が気になります。
そんな事より今回の主題は、何の脈絡もなく現れたイグアナのワザとらしさの方にあるのですが。


今週のみんとお嬢サマ

・営業中に堂々と茶をすすりつつも、ボーッとつっ立っているいちごに激を飛ばす。


今週のざくろお姉さま

・みんなと仲良く盗み聞きの最中、立ち位置のせいか一人だけ転倒を回避する。


今週のキス魔

・白金に文句を言うために、めずらしく早起きをする。
・白金にパンツを投げつけ、一瞬、声をアルトにさせる。
・突然飛んできたイグアナのせいでネコ化。しかも2回続けて。
・みんとの持ち歌を鼻歌で唄う。
・同情した途端に、当の白金と赤坂さんにからかわれる。


今週の小動物

・ショータイムをやってるヒマがないので、玉乗りしながらジュースを運ぶ。
・みんなと仲良く盗み聞きの最中、立ち位置のせいか最もハデな表情で転倒する。


今週のそんな立ち方だから転ぶのだ

・みんなと仲良く盗み聞きの最中、身長のせいで最も目立った写りかたの転倒をする。


37話  「輝きの涙、二人きりのクリスマス


間違った視点による、あらすじ

いちごとのデートの最中、ゴミの分別の話題を受けた青山くんは、突然マジ語りを始める。
「でも、それはとっても難しい事なんだ。最初は良かれと思っていても、だんだん重荷に
なってくる。地球のために、人間のためにと思っていても、他の人間には迷惑になる事
だってあるんだ。エコロジズムとエゴイズムは紙一重なんじゃないかってね。
確かに自分のためでもあるからね。人間である以上、イデオロギーの対立が生まれてくる
のは避けられないんだ。だから、少しずつ・・・あ、ゴメン。」
「解かった!頑張り過ぎると疲れちゃうから、フツーに頑張れって事だよね」
長講釈をごくシンプルに解釈された青山くんは、皮肉を言ってデートを切り上げる。
「いちごってさあ、時々天才だよね」
「いやー、それほどでも・・・え?あたし、今なんて言われた・・・?」

「どう?」
「全〜然。Doki★Doki天才だとかなんとか、何言ってるのかさっぱりですわ」
すっかりショックを受け、バイト中、突然土下座をしたかと思うと、ブツブツひとり言をつぶやき
始めるいちごの様子に、従業員一同は不安に駆られていた。
そんな彼女達を見たざくろは、いちごを外へと連れ出す。
「いちご、クリスマスプレゼントを探しに行きましょう」

「ANTIQUE  GARNET・・・ここがいいわね」
手頃な店に当たりをつけると、ざくろは突然カウンターに侵入し、店員をはがい締めにする。
「動かないで。私の友人のために、少しの間、店を貸し切って欲しいの」
「い、命だけはお助けを!」
「あのー、ごめんなさい。すぐに済みますんで」
表札をCLOSEDに変えると、いちごも続けて店内に入っていった。
「悪いわね」
「いえ・・・」

「自分の心が自分で見えなくなる、そんな時は何かを盗んでみるの」
「いちご、恋とは駆け引きなの。騙せる事は全て騙し通しなさい。中途半端はダメ、あなたが
選んだ石には、そんな決意が託されているの。あなたはどんな虚飾を込めるのかしら?」
物色を終え、店外に出たざくろは、いちごにアドバイスを送ると、指を2本差し出した。
「いちご、お年玉が出たら、お金払いなさいね。相談料は1時間分で2千円よ」
「お金取るの?!」
「じゃあ、5円」
「5円なら払えるかな〜。ご縁がありますように〜なんて・・・ハハハ」
愛想笑いをざくろの方に向けたまま、いちごは器用にその場を立ち去った。その様子を
見届けると、バイトを抜け出しこっそり後をつけて来ていたみんとが、ざくろに声をかけた。
「お姉さまは、ちょっといちごに甘すぎると思いますわ」
「そんな事はないわ。あの子とハサミは使いようなの」
ざくろが再び差し出した指の間には、いちごが物色したモノの一万倍の価値はあろうかと
思われる石が挟まれていた。
「ちゃっかりしてる上に、意地悪ですわね」

「ジャジャジャーン!歩鈴の占いタイムなのだ!今日のラッキーアイテムはトナカイ。だから
いちごのおねえちゃんに、このトナカイスーツを着せちゃうのだ、着せちゃうのだっ」
「何事も助け合いですわ」
「仲間ですものね」
クリスマス当日、青山くんとのデートを前に未だ立ち直りきれないいちごを、3匹のトナカイが
取り囲むと、よってたかっていちごを4匹めのトナカイに仕立てあげた。
「こんなんじゃ、青山くんに会えないよ!」
バケツをひっくり返した様な涙を流すと、いちごはすごいスピードで外へと走り去って行った。
「逆効果だったみたいですね」
「どうしてくれますの?あなたがこの格好なら元気づけられるかもなんて言うからワザワザ着たのに」

「しまったぁ、コレ一人じゃ脱げないじゃない!あ、でもこの格好なら耳と尻尾が出ても全然
バレないからラッキーかも。じゃなくて、キスしたらネコになっちゃうんだから、結局同じ事
じゃない!あー、こんな事ならもっと早くバイトをひけとくんだった」
「本当にこれで間違いないのか」
「ああ、今のイチゴならミュウアクアを探し出すのに使えるハズさ」
「さっさと始めようぜ」
期をうかがっていたエイリアンの3人が、パニクッて走り回るいちごの前に姿を現わした。
「ちょっとジャマしないで!これから青山くんとデートなんだから。ああ、でも、このトナカイ
どうしよう。そもそも時々天才なんて言われなければ・・・・・そうよ、環境問題よ。環境を
破壊しようとするヤツが悪いのよ。あんた達が人間を滅ぼそうとするからいけないのよ!」
ひどく理不尽な怒りを向けられた気がするが、それは心の中で「ま、いいか」と置いておき、
キッシュはいちごに向けて唐突に挑発をかました。
「他の人間にはキミの気持ちは理解できない。そんな格好で走り回られちゃ迷惑だって言うさ」
「バカにしやがって、てめえらみんなブッつぶしてやる!」
見事に逆上したいちごは、キッシュの思惑通りにミュウアクアを出現させるのであった。

一方、カフェでは割をくった白金が慌ただしく客の応対をこなしていた。
「なんでオレがこんな事をしなきゃならんのだ。さっさといちごを呼び戻せ!」
「待ってください稜。表通りに高エネルギー反応、場所はいちごさんの真上です!」
ミュウアクア出現をキャッチした白金は、ミュウミュウ達に出動をうながす。
「今から、この格好で追い掛けます?」
「そんな恥ずかしい事、出来るワケ・・・!」
「ほっときなさい。時間がないわ、このまま行きましょう」
まだケンカを続けていたみんとを5匹めのトナカイが制すと、そのまま全員外に飛び出して行った。
かくしてエイリアン対トナカイ軍団の、ミュウアクアをめぐる戦いの火蓋は切って落とされるのであった。


感想

いきなり気合の入った脚本、凝った演出、可愛らしい作画、と、年末商戦前にふさわしい
ゴージャスな話でした。惜しむらくは、あからさまに作画枚数の苦しい部分が見受けられた
事でしょうか。せっかく頑張ってるのに、ちょっともったいない気がしました。
今回、いちごちゃんにとっては今までのプロセスの再確認みたいな話でしたね。青山くんの
ウザ語りを自分なりに解釈しての一言、「地球の未来にご奉仕するにゃん」も、こう言うと
なんだか迫力があります。
それはそうと、今回もケンカしに現れたキッシュ君、珍しくパイやタルトに絶賛されてるのに
全然嬉しそうじゃありませんでしたね。それこそ「そっちかよ!」みたいな。
恋と自分の星の平和とが等価という点では、なにやらいちごちゃんと同じである気がします。
とにかく今回は、ギミックてんこ盛りで楽しめました。


今週のみんとお嬢サマ

・目の回りそうな程の忙しさの中で、思いっきり茶をすする。
・いちごの世話を焼くざくろに嫉妬。さらに意地悪な冗談で切り返される。
・いちごのために、イヤがってたトナカイスーツを着るが、空振りに終わる。
・皆と一緒に現場に急行。一人だけ飛んでる様に見えるのが、細かいです。


今週のざくろお姉さま

・客を威圧する様な態度でクリスマスタルトを勧め、客から恐縮される。
・いちごのために、なじみのアンティークショップを貸し切る。
・ほっとけと言っときながら、自分もトナカイスーツを着込む。演出と作画のお手柄か?


今週の君の青春は輝いているか

・授業中に居眠り。寝言は久しぶりだが、居眠りは常習犯な模様。
・青山くんの小難しいエコ話を、シンプルに解釈。
・懐かしいギャグをやろうとするマシャに布団をかぶせて、これを阻止する。
・高速移動しながら二段変身。カッコいいけど目立ち過ぎでは・・・。
・キッシュの挑発に逆上して、ミュウアクアを出現させる。


今週のトナカイその1

・赤坂さんお手製のトナカイの着ぐるみを着て、客に愛敬をふりまく。
・全員分お揃いのトナカイスーツに、目を輝かせる。
・どういうワケか、怒った顔のままでいちごの応援をする。


今週のトナカイその2

・トナカイスーツで街を闊歩する事を提案。「そんな恥ずかしい事、できるワケ・・・!」


38話  「聖夜の奇跡、秘密の消えた夜


メガネとサルの視点による、後日談

「ここが青山さんの運ばれた病院ですね」
「早くお見舞いするのだ」
ミュウアクアの破片を回収し終え、病院にやってきた2人は受付を訪ねる。
「すみません、青山雅也さんの病室はどこでしょうか」
「ああ、その子なら先程退院して、連れの子と一緒に出ていきましたよ」
「そうですか、よかった」
「いちごのおねえちゃんも青山のおにいちゃんも、本当によかったのだ。でも、早くないか?」
「本当はもう1日様子を見たかったんですけどね、あんまり他の患者さんに迷惑なモノだから
さっさと退院してもらったんですよ」
「え?それってどういう事なんでしょうか」
「男の子の方は今時珍しい位、礼儀正しくて問題なかったんですけどね。連れの女の子の方が
とにかく騒がしくって」
「いちごのおねえちゃんが、何かしたのか?」
「確かに患者さんに声をかけ続けてくださいとは言いましたよ。でも、あの子ときたら病院中に
響き渡る大声で、『青山くん頑張れー、頑張れ青山くんー!』って。おかげでビックリした山田
さんの心臓は止まるわ、それを見た鈴木さんは腰を抜かすわ、笑い過ぎた田中さんのアゴは
外れるわで、まわりの処置が大変だったんですから」
「あ、あの、ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」
「いちごのおねえちゃんのせいで、大変な事になっちゃったのだぁっ!」

「なんだか、すごい事になってますわね」
「帰りましょう。今、彼女らに必要なのは私たちじゃないわ」
遅れてやってきた2人は、事態の収拾を相手の自主性に任せると、病院の前できびすを返して
カフェへの帰途に着くのであった。


感想

まず話を、少し前のなかよし本誌に戻しまして、・・・だまされました。まさかいちごに対する
執着以外の全てがフェイクだったとは。みなしごだったなんて、聞いてないよーってカンジ
なのですが、よく見ればかなり遠回しに伏線が張ってあったりするので、グゥの音も出や
しないったらありゃしません。ギャフン。
特にインパクトの強かったのが、いちごちゃんの言う所の、素敵な笑顔。アニメ版では
サラリと流していますが、漫画版だと「生きるための」手段として使われている事が、
かなりハッキリと示されています。征海先生の筆による会心の笑みとあいまって、怖さ
倍増です。イヤミなまでの完璧さの裏で、こんな事を考えていたとは。
それはそうと、今回意外だったのは、仲間思いなパイとタルト。パイの方はどうとでも
取れるのですが、なんだかこれではイイ奴みたいです。
ディープブルー様の方は、今の所ただ単に悪い奴にしか見えないのですが、どう悪い奴
なのかが少しずつ描かれて行きそうな気配で、この先、期待が持てそうです。


今週のみんとお嬢サマ

・ミュウアクアを守るために、プリンをツリーの頂上付近まで運搬する。
・歩鈴以外の4人がかりでの必殺技を、空雷扇達に防がれる。
・皆と一緒に使いまわしバンクのバリア を発動させ、被害を青山くんのみにくいとどめる。
・予告にて、いちごを夢から醒ますため、ここぞとばかりに思いっきりつねってさしあげる。


今週のざくろお姉さま

・キッシュと白金の語りを「クサい演説」と揶揄。どうやら白金を擁護する気もないらしい。
・ロマンチックな発言をして、白金と赤坂さんをキョトンとさせる。


今週の見られちゃった人

・11話以来、久し振りにミュウコラボシステムを発動、ミュウアクアをバリアで包み込む。
・ミュウアクアに八つ当たりしようとした所を、白金に阻止される。
・さらにちゃっかりミュウアクアを没収される。余談だが、手回しの良さはさすが白金。
・アクセサリーに願かけ。ざくろお姉さまの言葉を曲解してる様に見えるのは気のせい。


今週の責任を上司になすりつけても悪くはなさそうな人

・白金の命令により、ミュウアクアにプリングリングインフェルノを放つ。
・ちなみに普段作りっぱなしなので、自分で消す事は出来ないらしい。


今週の晴海方面な人

・地球の平和より、青山さんの方の心配をする。


39話  「盗まれた夢、ラベンダーの甘い罠


蒼い人サイドからの視点による、あらすじ

「ボクは、物心ついた時には劣悪な環境の星にいた。今の故郷の皆は、利口なエージェントを求めた」
「そのために、ボクはいつもみんなの期待に応えてきた。何だって完璧にやりとげて来た」
「でもボクは何かに夢中になりはしなかった。いつも、『ま、いいか』で済ませてきた」
「にこやかな笑顔の下で、バカな人間達に醒めてたんだ」
「でも、イチゴは違った。イチゴと居ると、ボクは本当に笑えるんだ。すごい!すごいよ、イチゴ!」
「だから、何度も言ってるだろう?ボクと一緒に・・・」

「バカにしないで!」
「イチゴ?どうして解ってくれないんだ!」
こっぴどくフラれてしまったキッシュは、基地にも帰らず町を徘徊する。

「『ペア旅行券』・・・これ、使えるんじゃねーの」
失恋の深手を負ったキッシュをなぐさめるべく、パイとタルトは、商店街の福引きに目をつける。
「『ペア旅行券新春日帰りスキーツアー温泉マッサージ付き』をひとつ、いただこう」
「な。何よあんた達、いきなり横入りはないんじゃないの!」
彼らは、抽選会場にて、同じく旅行券を狙っていたいちごとハチ合わせする。
「ちゃんと後ろに並びなさいよ、あたしが青山くんとスキーに行くんだからね」
「フッ、だからお前達人類は身勝手だと言うのだ」
「オイラたちだって、仲間のために回す権利があるんだぜ」
「それはそうだけどさあ、でもやっぱ順番ってモンがあるんじゃ・・・!」
「見よ!貴様がゴネるせいで、後のみんなが福引きを回せずに困っているではないか!」
スジの通らない屁理屈に流されかけてるいちごを、すかさずパイがたたみかけた。
「こういう時は地球人の伝統的な勝負法、じゃんけんで決めると言うのはどうだ」
「やってやろうじゃない!」
「では、勝負!」
目から炎を出して燃え上がるいちごに、エイリアン達は劇画調の絵柄で対抗する。
「最初はグー!じゃんけんぽん!」
高等テクニック「あと出し」により、エイリアン側が勝利を収め、福引きを回す権利を得た。
「オイラたちの勝ちだね。じゃあ先に回させてもらうぜ、オバサン」
「東京ミュウミュウの、ペア旅行権、消滅!」
パイが勢いよく福引き器に手をかけた瞬間に、突然、キッシュ本人が待ったをかけに現れた。
「こいつを回すのは、ボクだ!」

「予想外の展開だ!」
キッシュのあまりにも早い立ち直りに、パイは驚きの色を隠せなかった。
「イチゴ、ボクがキミをペア旅行に連れて行ってあげるよ。さあ、このボクを見つめろ!」
キッシュはありったけの力で縦回転を自らの体に与え、その勢いで福引き器を回した。
「残念でした〜、参加賞のティッシュをお持ち帰り下さ〜い」
「ちくしょう!なんでボクの思い通りにならないんだ、なんで・・・」
期待に反した結果により再び傷付いたキッシュは、力なくその場に崩れ落ちるのであった。

「まだ戦いは終わってないわ」
いつものごとく、エイリアン出現の報を受け駆けつけていたざくろ達が、いちごに声をかけた。
「そうだ、今度はあたしの番じゃない。よーし、やるぞお!」
「あの人達も、仲間を思う気持ちがあるみたいです。わたし達、身勝手なんでしょうか」
「人はおろかだわ。私達はいつも見つめていなければならない、本当に大切なモノは何なのか」
「それはもちろん、一等賞のペア旅行券ではなく、特等賞の獅子舞セットの事なのだ!」
「ちょっと!みんな突然なに言い出すのよ、あたしは青山くんと・・・」
「いちごが回さないのなら、わたくしが思いっきり回してさしあげますわ!」
「おめでとうございま〜す、特等賞の獅子舞セットをお持ち帰り下さ〜い」


感想

てっきり、いちごの夢の中で、みんとがペコペコと謝ってたりとか、白金がカッコよく蒼の騎士に
変身してハキハキ喋りながら戦ったりとかするのかと思ってましたが、クサい演説・・・じゃなくて
シリアスな展開だったとは。
そういう意味ではいささか期待外れでしたが、次のタルタルとのエピソードとからめて見ると
グッと面白くなるのかも知れません。
とりあえず今回は綺麗な作画とリビドー豊かな演出が、個人的には楽しめました。


今週のみんとお嬢サマ

・いつも通りのボケを、れたすに素ボケで流される。
・すごくおざなりな予告をいちごと展開し、歩鈴に文句を言われる。


今週のざくろお姉さま

・仕事中に髪をいじる。飲食業にあるまじき行為だが、何気にあんまり働いてないしなあ。
・軽く吸い込まれかけた歩鈴を引っ張るが、自分もお花畑に吸い込まれる。
・ミントエコーにあるまじき破壊力の技から、みんとを助ける。
・みんなと仲良く枕のじゅうたん爆撃を受ける。


今週の苦労がむくわれなかった人

・両手に盆を持って踊る。
・福引きに燃えまくり、担当のお姉さんを引かせる。
・ケーキをキメラアニマに取られ、自分だけ食べ損ねる。


今週のミュウバナナ

・れたすの会話をスルーする。どうやらコイツにはダイエットと言う概念はないらしい。


今週のミュウメロン

・会話中にも作業をかかさず、皿の数を大幅に増やす。すごーい、れたす、そんな事できたの?
・更衣室に入ったつもりで、お花畑の様な異次元の世界に入り込む。
・珍しく、歩鈴を助ける。


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