東京ミュウミュウ感想20話〜29話


20話  「母の記憶、お姉ちゃんは大変なのだ


感想

いちごに続いて、バカ確定2人目。夏が終わるまでに、あと何人カゼをひくか楽しみです。
今まで、ヤバげな設定を想像していたのですが、まさかおさんどん少女だったとは意外でした。
常に頑張り過ぎてカフェミュウミュウに喧騒を振りまいている彼女ですが、今回の話からすると
普段の目立ちたがりは、単なる経験値不足ではなく抑制からの反動なんかも含まれている様です。
初登場の時は、正義感は強いがヤケにワガママな何だかよく解らないキャラにしか見えなかったの
ですが、バックボーンが示された事によりだいぶ輪郭が見えて来た様な気がします。
あの過密スケジュールの中、どうやってカフェミュウミュウや学校に通っているのかと言う新たな
謎も突きつけられた様な気もしますけれども。
それはそうと今回ちょっと注目したいのは、タルトの「ホントはキッシュのパラパラ だけど」と言う台詞。
どうやら彼らは、タルトが植物系、パイが水棲生物系、キッシュがそれ以外の動物といった区分を
守る気がある様です。と言う事は、前回他人の作ったキメラアニマを自慢していたのか、コイツは。


今週のみんとサマ

・カフェミュウミュウにて忙しく走り回るれたすの労をねぎらう(だけ)。
・歩鈴の代わりに3人で保育園に出迎えに行く。いきなり覗きこんで保母さんに怪しまれる。
・えらそうに足を組んで保母さんの話を聞く。
・歩鈴の妹に愛想笑いを浮かべるが、かわいくない台詞 を吐かれてひきつり笑いに変わる。
・いちごを使用人扱いする。「いちごに出来る事でしたら、何でもやらせますわ」
・すげー(マトモに見事な)料理を作る。と言ってもおそらくほとんどがれたすの手による物と思われる。
・ヘルパー中にも欠かさず茶をすする。何か命令しかしていない様に見えるのは、多分気のせい。


今週のざくろお姉さま

・一切出番ナシ。久しぶりに忙しかったのだろうか。


今週のご奉仕するにゃん

・食材持参で歩鈴の家に押しかける。あのケチ(に見えるヤツ)とどの様な攻防があったのだろうか。
・あまつさえ、お泊りセットを持参。ありがた迷惑な気もするが、歩鈴はまんざらでもない様子。
・久しぶりの3人並んでキメポーズをとる機会を、一人で独占する。


今週の子ザル女

・曲芸ばりの器用な手並みで皿を洗う。
・フラフラしながらヘイチャ(妹)の送り迎えをし、周りから心配される。
・エネルギーが尽きて死んでいるいちご達に替わり、おやつの奪い合いをする弟達を一喝する。
・タルトの悪態を突く。「いつも一緒のヤツがいなくて大丈夫なのか!」
・いつもの軽業が出なくて苦戦。と言っても、タルトの前ではレントゲンになったり、大根の群れに
  追い掛けられたりして、特にめぼしい活躍はしていないのだが。


今週のやりすぎだっちゅーの

・歩鈴を救急箱で治療。 民間療法から関係ないのまで 色々やり過ぎて、いちご達にあきれられる。
・目覚し替わりにドラを鳴らす。他の2人と違って寝起きはいい模様。


21話  「心の火花、いちごとみんとのすれ違い


感想

スーパーカウンセラーざくろお姉さま大活躍。相変わらずあんたが主役だよもう。
それはそうと、ったく世話の焼ける子ですね。見ての通り彼女の努力は、バレエ、ざくろお姉さま、
地球の平和と言った自分の興味がある事のみにピンポイントで向けられているので、目の前の事に
対してのみ努力が向けられてしまういちごちゃんをあまり責められたモノではありません。
おそらくカフェミュウミュウの存在は、5人が顔をつき合わせる事に意味があるので、極端な話、
誰が何をしていようとあまり問題はないみたいなんですね。ブローチで連絡とれるっぽいしー。
だから、ざくろお姉さまから見ればどっちもどっちと言った感じなのでしょう。

さて、カフェミュウミュウに送りつけられてきたみんとの変身セット一式ですが、あれは「戻ってきて
欲しかったら、いちごの方から頭を下げて迎えに来やがれ」と言う意思表示なんですね。
それを見たざくろお姉さまが、もう帰ってこない「かも」知れないと行動を起こした事と、問答の末復帰を
拒否された時の、みんとの絶望の表情(お前をブチ殺すと言われる前なのに注目)がその証拠です。
こんな当たり前の事をいちいち書くのも何なのですが、彼女は白金が言う所の分が悪いにも程がある
戦況なのにも拘わらず、相変わらず(彼女から見て)不真面目に動くいちごが許せないんですね。
だから(たった5人しかいないのに)いちごが生活態度を改めない限り、自分の努力は無駄になると
思い込んでいたワケです。
話はふりだしに戻りますが、どちらが悪いと言う問題ではないので、ざくろお姉さまは「カン違いしてん
じゃねえぞボケが」と喝を入れに行ったんですね。

一方のいちごちゃん、セオリーに乗っ取れば彼女とみんととが直接交渉するべきなのですが、彼女が
起こそうとしたリアクションはトラブルに遮られたため、結局の所彼女のみんとに対する態度は見事な
までに全く何も変わっていません。
それでも受け入れられるのは、もしかすると、彼女は周りを自分に合わせる事が出来るタイプなのかも
知れません。一歩間違えると頭がオメデタイ奴なのですが、そうならないのは、ざくろお姉さまが言う
様に基本的に姿勢が前向きだから(ピンチの時も「しっかりしなきゃ」と諦める事をしていません)
なのでしょう。ホント、こういう所は実によく出来たアニメです。


今週のみんとサマ

・いつもの通り勤務中に茶をすする。本人は出動のための待機状態のつもりらしい。
・ざくろお姉さまの攻撃から、愛犬ミッキーをかばう。ヤケに大事にしているが、その理由が語られる
  日は来るのだろうか。
・ネグリジェ姿で自宅とその周辺を走り回る。「みんと、なんで?」
・TVアニメのお約束に乗っ取り、バンクになった途端にいつもの髪型に戻る。
・ミントーンアローをキメラアニマに命中させる。「全然効かないよ!」


今週のざくろお姉さま

・レジ打ちの際、ショータイムのおひねりを会計に含める。「10円なのか?」  「じゃあ5円」
・白金と駆け引き。ちなみに「女にトシを聞くもんじゃないわよ」とは、おそらく普通使われるのとは
  逆の意味ではないかと思われる。
・ザクロスホイップでみんとの部屋を破壊する。
・いちごとみんとに戦闘の指示。完全に仕切ってますなあ。
・ミュウアクア(と思われた物体)により発生した洪水から、一人だけ難を逃れる。
・みんとの愛犬を手なづける。もしかして、全員なんらかの動物語が解るのだろうか。


今週のお寝坊さん

・いつも通りノリノリで接客。どうでもいいが、このカットは何だかジト目と極太マユの様にも見える。
・みんとに遅刻グセを指摘される。「あたしがお寝坊さんなのは、あたしの中のネコさんのせいだし」
・ありきたりの口撃を、みんとに軽くいなされる。ただし3発めはクリティカルした模様。
・みんとの見事な右ストレートを、どこからともなく取り出したトレイでガードする。
・青山君と一緒にエコロジーに燃える。そしてやっぱりカフェミュウミュウに遅刻して来る。
・キッシュ達からミュウアクア(と思われた物体)をカツあげしようとする。
・歩鈴達と一緒に、光魔法ばりのかっこいいポーズでキメラアニマの攻撃をかわす。
・みんととの連携を披露。ストロベルベルのバリアを使い、ミントーンアローの軌道を変える。
・シルクのネグリジェを珍しがる歩鈴を、自分がかつてみんとに言われたイヤミを使ってからかう。


今週の自称ヒロイン

・慣用句の言い間違いでパティシエを召喚。「そう思うのが素人の赤坂さんなのだ」
・黄家に伝わる48の隠し芸の一つ、玉乗られを披露。ちなみにバランスが難しいらしい。
・れたすに対抗心を燃やす。「ショータイムのヒロインの座は渡さないのだ」  猿回しじゃなかったのか。
・地震で落ちた皿を空中ブランコにぶらさがりながら掃除する。
・れたすとの連携を披露。必殺技を合わせて、ソーダゼリー水の結界にキメラアニマを封じ込める。
  どうやらちょっとは学習能力があるらしい。
・衣裳のケツを浮き袋代わりにして泳ぎを楽しむ。


今週の大道芸人

・初のクラッシュシーンを披露するかと思いきや、見事なバランスでそれを回避する。
・いつもの通りにテーブル拭きの仕事をこなす。っつーか、このシーン使いまわしなんスけど。
・歩鈴の冗談を真に受ける。
・ミュアクア(と思われた物体)により発生した洪水から、いちごを救出する。


22話  「夏よさらば、いちごの一番長い日


感想

おバカな脚本、悪ノリした演出、数多く投入された原画陣と、夏休みのトリを飾るにふさわしい
内容でした。特にいちごちゃんのリアクションは、枚挙にいとまがないほどの豊富さで、存分に
視聴者の目を楽しませてくれた事だと思います。

今回意表を突かれたのは、畳の上で車座になってかき氷を食べてるキッシュ達。すっかり
地球人の文化になじんでやがります。
あのアジトは、地球人から見つからない様なシールドが施されているそうなのですが、本当は
ディープブルー様からお叱りを受けない様に隠してあるのではないかと勘ぐりたくなります。
それと、タルトを陥れる際に見せた、パイとキッシュのチームワークの良さも見モノでした。
どちらも思いっきり私利私欲なのですが、利害が一致すれば団結できるんですね。


今週のみんとサマ

・猛烈な勢いで水を掻き分け遁走を図るいちごを、3人がかりで捕獲する。
・皆と一緒に珍しく拭き掃除を行なう。まあ一応は基地の緊急異常事態ではあった。
・宿題のために頭を下げるいちごを、ここぞとばかりにからかう。
・バカにしたキメラアニマを相手に、例によって苦戦する。


今週のざくろお姉さま

・いちごの交渉を無下に断わる。他力本願は嫌いな様だ。だからウザいのはイヤなのか。
・キメラミンミンの騒音に、狼の方の耳を押さえる。ちなみに、いちごも同様のカットあり。
・例によって、みんなと一緒にキメラアニマの攻撃をマトモにくらう。
・念の入ったイヤがらせを行なうタルトの手腕に感心する。


今週の(おそらく)自称3バカ

・夏休みを満喫し、セルフボケツッコミ。お約束通りに宿題をしていなくて大あわてをする。
・マシャに数学の宿題をやらせようとする。発想はともかく、その計算の根拠はどこから?
・マシャの内部図解を想像。しかしその中身は実に怪しい。
・宿題の交渉に全て失敗、涙の海を泳ぐ。「鬼よ!みんな鬼よお!」
・戦闘中、突然ミュウザクロのテーマ曲に乗り奮起。 ただし動機は自分の宿題のため。


今週の拭き掃除なのだー

・カフェミュウミュウ内でスケーティング。おそらくは足ぞうきんではないかと思われる。
・いちごのターゲットから外される。「歩鈴は小学生だから論外として」


今週のメガネメガネ

・さもキメラアニマに襲われたかのごとき騒ぎ様で、いちごを召喚。実はただの水漏れ。
・なぜか掃除中に眼鏡を落とす。
・いちごの頼みを正論を吐いて断わった後、なぜか平謝りし始める。


23話  「恋は突然!乙女のハートをうけとめて


感想

今回一番目立ったイベントは、ジャポニカじゃんけん再開でしょうか。見事なまでキレイに何も
起こらなかったお話でした。
1人(いや、2人か)でハチの巣をつついた様に大騒ぎして、あまりの気恥ずかしさに落ち込んで、
あやうく自己完結しちゃう所でしたね。
今の彼女達には分不相応だったのでしょう、踏み出そうにも足の踏み場がないワケですから
ほとんどカラ騒ぎになってしまうのは当たり前の事でして。
イベント的には非常に物足りないのですが、思春期の少女達の微妙な立場を地道に表現した
良編だったと思います。

それはそうと、ちょっと注目したいのが一瞬だけ変身後のミュウミュウ達が現れるシーン。
おそらくはマシャの仕事なのでしょう、残念ながらミュウアクア(のしずく)の確保には間に合い
ませんでしたが、待機場所のハズのカフェミュウミュウが休業中なのにも拘らず現場に全員
駆けつけちゃってます。やはりカフェミュウミュウの存在意義はそれほど高くはなさそうです。


今週のみんとサマ

・ケーキバイキングにて、珍しく他の従業員と一緒に忙しく走り回る。


今週のざくろお姉さま

・もえ達の様子を見て恥ずかしがるいちごをからかい、含み笑いを漏らす。


今週のニャンがニャンと鳴く

・もえ達の注文に、ケーキを丸ごと2ホール渡す。
・カンカンに怒って空きカンを蹴り飛ばす。
・キメラアニマ2匹の間でお手玉され、目を回す。


今週の子ザル

・特に目立った奇行はナシ。


今週のスナメリ

・特に目立ってもナシ。


24話  「不思議な宝石、輝きはあなたの中へ


感想

ざくろお姉さま、目立ちまくり。あんたが主役だよ、もう。・・って、今回は主役でいいのか。
メルヘン全開の、いかにもミュウミュウらしいお話でした。まあ、押さえるべき所は相変わらず
ちゃんと押さえてはいるんですけれども。
他力本願には手厳しい彼女ですが、ポジティブに生きようとする者には手を差しのべたり、
度々「相手の立場を敬う様に」と言ったニュアンスの発言が見られる辺り、どうやら100%
他人を切り離して考えてはいない模様。
今まで一体どんな体験をしてきたのか気になりますが、女性の過去を詮索するのは余計な
お世話と言った所でしょうね。


今週のみんとサマ

・ざくろの付き人を頼まれた、いちごに嫉妬。本人のいない所で話が進んでいるのから察するに
 彼女は、ざくろお姉さまのアシスタントの体調まで把握している様に思われる。
・レインボーストーンの外見にツッコミ。「何だか地味な宝石ですコト」地味と言うより悪趣味かと。
・ざくろお姉さまにウインクされ、首から火を噴く。


今週のざくろお姉さま

・会場の異変に気付き、戦闘現場に駆けつける。たぶん携帯の内容を聴いていたのであろう。
  いちごがガサツなのか、お姉サマが地獄イヤーなのか、一体どちらなのかは不明
・渾身の一撃をパイに片手で受け止められる。空雷扇、強え!


今週の力持ち

・ペアリングを見て、いつものごとく青山くんとの妄想にふける。
・雨をしのごうと、カバンを頭の上に乗せる。ただし、アーケードの中で。
・みんとに乱暴者だとののしられ、ガニ股で歩み寄り、ない袖をまくる。
・退場しようとするキッシュを無理矢理引きずり降ろす。
・リボーンストロベリーサプライズをキメラタートルにはね返される。
・予告にて、壊れたレコードの様に「青山くん」を連呼する。


今週のお子チャマ

・付き人の仕事をするいちごを応援する。「何事も助け合いなのだ」(注:見てるだけ)
・タルトともみ合いのケンカ。結局、日が暮れるまで張り合い続ける。


今週のスナメリ

・付き人の仕事をするいちごを励ます。「仲間ですものね」(注:見てるだけ)
・ミュウアクア(の可能性がある物体)を敵に奪われた上に相手を見失う。
・蒼の騎士の指示により、みんと達との連携を披露。お約束だが、力押しでない点は評価できる。
・予告にて、若い割に、レコードなんて古い物を知っている歩鈴に感心する。


25話  「恋のハードル、いちごの恋は障害だらけ


感想

次回への布石が散りばめられたお話でしたね。ざくろお姉さまの制服姿に気を取られて
気付かなかったのですが、赤坂さんの過去も伏線になっているとは意外でした。
漫画版では唐突に登場した感のある怪しい布団叩きが、どの様な使われ方をされるのか
今から楽しみです。
繭が促成栽培された様な印象を受けますが、漫画の方での青山くんの行動にはやや釈然と
しないモノを感じますので、これはこれで面白くなりそうな気がします。
どう見ても今回の主役だったキッシュ君ですが、あれほど熱心に探しているミュウアクアを
他人に任せてしまうとは、何を考えているのかさっぱり読めません。
最近は白金よりも腹黒なヤツになってますね。


今週のみんとサマ

・白金を庇うれたすにツッコミを入れる。


今週のざくろお姉さま

・不満を漏らすいちごに便乗。ディフォルメ姿で皆と一緒にうなづく。
・ミュウアクアを求め、下水に足首まで浸かって走り回る。


今週のお前は頭までシンプルだな

・青山くんとの下校を邪魔され、ふくれっ面に。憤慨のあまり白金のイヤミに気付かず。
・ミュウアクアを探してドカチン。横着こいて必殺技で穴を掘ろうとした所、生き埋めになる。
・と思ったら夢だった。先生の台詞から判断するに、居眠りの常習犯である模様。
・あいまいな指令を下す白金にブーイング。 ジュース一杯では労働の割に合わない模様。
・白金のうかつな一言に逆上。一気に不満をまくし立てると、ゴジラの様な足音を立てて退場する。
・でも青山くんとイチャつけたら、あっさり立ち直り謝罪。なんて現金なヤツなんだ。


今週の子ザル

・いちごを怒らせた白金を非難。目立たない回だと実況中継役になる気が・・・。


今週のしっぽピカリャー

・みんとにツッコまれ赤面。ところで白金をかばったケースって何でしたっけ?思い出せないっス。


26話  「時よ止まれ!胸にあふれる愛しい気持ち


感想

だまされました。予告で散々いちごがどうのこうのと言っていたのも陽動だったとは。
いちご達はミュウアクア探知器ではなくミュウアクア掘り出し器だったんですねえ。
前回、赤坂さんが、ことさら不自然に設定を強調するモノだからさっぱり気付きませんでしたよ。
さすがは、はぐらかしの名人です。まんまと一杯食わされました。


今週のみんとサマ

・キメラアニマを引きつけ反撃を試みるも、その瞬間に弾き飛ばされる。
・他の3人と一緒にバリアを展開。すると、桜の木の話では、防御しながら攻撃していたのか。
・来ると思われていた見せ場を、いちごに奪われる。


今週のざくろお姉さま

・はやる歩鈴を制止し作戦を指示。論理的であり、事実キメラアニマを捕えたが、戦果はイマイチ。
・的がデカいのにも関らず、初めて攻撃をかわされる。
・いちごの状態を即座に分析。状況を見極め行動に移すのが早い人です


今週のヤマピカリャー

・戦闘中に携帯を着信。電源ぐらい切っとけ。
・キッシュと立ち回りを演じるが、今回は1発も攻撃を当てられず。
・青山くんを呼んだつもりで蒼の騎士を召喚。ワザとらしく稜も消えてるのがナイス。


今週の子ザル

・必殺技を乱発してバテる。しかし、あんなに連発できるとは意外であった。


今週のこの役立たずめが!

・若干、高所恐怖症の気がある模様。いよいよもって19話での飛び込みは無謀だとしか・・・。
・キメラアニマを通せんぼするが、案の定軽くフッ飛ばされる。


27話  「あなたが好き、青山くん衝撃の告白!


感想

話も折り返し地点を過ぎ、後半戦スタートって所ですかね。
まず今回は何と言っても大の大人がファンシーなステッキを振り回・・・じゃなくって、いちごちゃん
と青山くんの仲の進展でしょうか。
今回、身を引こうとしたいちごちゃんに対する青山くんの答えは「そんなに俺が信用できないか」
と言うモノでした。なんか、30分前のアニメみたいですけど。
信用するも何も、ちょっと前までいちごちゃんを信用していなかったのは青山くんの方なんです
けどね。彼女に要求を通そうとする時、必ず「なんてね」って冗談を付けてましたし。
もっとも、信用なんてモノは極論してしまえば単なる思い込みに過ぎませんので、いきなり100%
全開だったりしたら、そりゃあ気持ち悪い、彼が危惧している様に相手を怖がらせる可能性もある
のですが。そう言えば、いきなり500%フルスロットルで飛んでって、ざくろお姉さまに撃墜された
ウザ子ちゃんもいましたっけ。

彼は、変人です。いちごちゃんに我を通そうとする際、たびたび相手をネコ呼ばわりするあたり、
どう見てもかなりの変人です。
漫画版の1話での、目の前の相手そっちのけでエコロジーに興味を示してしまうと言うズレた描写
から察するに、彼は人と会話が合わない(合わせられない。ではありません)体験がしばしばあった
のではないかと考えられます。
彼の謙虚さ、言い換えれば他人に対する用心深さは、おそらく変人である自分と周囲とのすり合わせ
の中で培われたものなのではないかと私は考えていたのですが、事実はどうもそれとは違う様で・・・。

それはそうと、最近すっかり主役なキッシュ君。彼が前回行なった作戦は、確かにディープブルー様
にとっては賭けに等しい行為でしたが、彼にとってはどっちみち結果オーライな作戦なんですね。
ですから今回、あらかじめストーキングしていたであろう秘密基地に乗り込んでしまえば作戦完了と
なるハズだったのですが、肝心のミュウアクアが期待外れのガス欠だったとは思っても見なかったの
でしょう。ごまかし様がなく、パイやタルト(と彼の主観ではミュウアクア)にバカにされてしまいます。
もっとも、いちご達は特に彼をバカにしているワケではないのですが。
それらをひっくるめて「みんな」にしてしまう辺りが自己中心的なんですね。


今週のみんとサマ

・話のタネである青山くん本人の登場に、れたすと一緒にアゴが外れんばかりの表情で驚く。
・ミントーンアローの弾を、話ついでのタルトに片手で軽く散らされる。相変わらず弱ッ!


今週のざくろお姉さま

・みんなと一緒になって、青山くんの天然記念物ぶりに驚く。口がなくなるほどビックリした模様。
・パイの冗句につきあう。21話での白金との会話など、何やら言葉遊びが好きな様に思える。
・みんと達と同時に放った攻撃を空雷扇で防がれる。相変わらず空雷扇、強ッ!
・逆ギレするキッシュに同情?キッシュにとってはいい迷惑な可能性も。


今週の訴えてやるニャー

・妄想にふけっている所を、みわ達に挙動不審だとツッこまれ右手と右足を揃えて横断歩道を渡る。
・例によって青山くんとのデートで遅刻。おそらく本当の営業時間を彼は知らされてないのでしょう。
・赤坂さんがら投げ渡されたミュウアクアロッドを取り損ね、なぜかネコポーズで着地する。
・ネコになってしまった自分の姿に、白目をむいて驚く。
・予告にて、パニくりながら白金につっかかる。それはそうと、稜に一体何があったのだ?


今週のプリンプリン

・いちごと青山くんの結末をドライに迷推理。「こっぴどくフラれてしまったのだぁっ」
・その迷推理が外れた事に合点がいかず、いちごを祝福する皆を尻目に、一人で首をひねる。
・フリングリングインフェルノをバリア替りに使い、いちごを助ける。ナイスサポート。
・だがしかし、余計な推理をして敵にミュウアクアロッドのありかを教えてしまう。「この、おバカ!」


今週のなかなかやるなとはコイツの事でいいのだろうか

・みんとと一緒に、フラれてしまった(と思い込んで)いちごを少々オーバーに慰める。
・カフェミュウミュウの惨状を「何だかオープンカフェみたいですね」とズレた感想で表す。
 意外と普通な造りだったが、μバリアやμ対空レーザー の装備は改装後なのだろうか。


28話  「ネコパニック、秘密のカギは乙女のく・ち・び・る


感想

何やら、恋と地球の未来とが完全に等価な番組ですね。ま、いいか。ミュウミュウだし。
今回、いちご以上の運動能力を見せてくれた新キャラ、アルトですが、彼はこの演出だと
まるで「ボクが青山だ」と言わんばかりな感じですね。
同じく不審人物な蒼の騎士と合わせて、どっちがどっちなんだか視聴者を混乱させてやろう
とする意図が明確に表わされていて、この先どうもっていくのかちょっとばかり楽しみです。
そう言えば、18話で蒼の騎士が肩に受けた傷はどうなったのでしょうか。
漫画版だとそれなりに伏線っぽく扱われてた様な気がするのですが。


今週のみんとサマ

・珍しく皆と一緒に掃除をしながらも、いちごの悪態を突く。
・予告でいちごをからかう。先週に次いで「いつか訴えてやるニャー」


今週のざくろお姉さま

・赤坂さんと一緒に、店のつい立てか何かを立て直す。何気に力持ちな様で。


今週のメタモルフォーゼにゃん

・ネコ化にパニクり、白金の予想通り、町の中を走り回る。
・二段階に変身して元に戻る作戦を発案。なんと専用のバンクまで使うほどノリノリであったが
 あっさり失敗に終わる。
・お約束通りに幼稚園児たちになで回される。
 「ヒゲ欲しーい」(注:やってはいけません)「尻尾気持ちいーい」(注:やらない方がいいです)
・青山くんの部屋に侵入できて上機嫌に。犬との争いは放送コードにでも触れるのか、丸々カット。
・ネコの姿のまま溺れかける。アニメでれたすは皿を割ってないためか、走馬灯は丸々カット。
・キスにこだわり、白金の目を点にさせる。


今週のすなわち貴様はサルになると言う事だが、それでもいいのか?

・猫の換毛期を指摘。48の特技の一つ、猫だまし を習得する際に研究したらしい。
・菓子をパクつきながら、いちごと白金がドロンしたのを事件扱いする。まあ、間違いではない。
・いちごのネコ化をただ一人うらやましがり、他の3人から白い目で見られる。


今週の茶坊主

・いちごに対して言われのない悪態まで突くみんとに、気弱なツッこみを入れる。
・さくらさんからの携帯を受け、やや説得力に欠ける言い訳をする。
 それはそうと、電話口はちゃんと塞いでおけ。 思いっきりバレてるやんけ。
・掃除によるカフェの立て直し完了後、皆の労をねぎらい茶くみ役をする。


29話  「禁断の恋、ネコの言葉がわかるニャン」


感想

ハートフルなメルヘンと、ツッコんでくれと言わんばかりのネタアニメとしての両方で楽しめる
一粒で二度おいしいお話でした。
今回、れたすはネコ相手に説教かましちゃってますが、彼女はネコの言葉そのものは解らない
ハズ、その場での判断材料は、浅野さんの行動とそれに対するいちごの反応だけです。
ですから彼女は、よく言えば雰囲気を読んで、ミもフタもない言い方をすれば半分思い込みで
話しを進めちゃってんですね。ドリーマーな彼女らしい勇み足に等しい行動です。
まあ今回のテーマは人間のエゴの否定(たぶん)なんで、そんな事はどうでもいいんですけどね。
それはそうと、画面に一回も姿を現さなかったキッシュ君。彼はキメラアニマを使うタイミングを
ずっと待っていたんでしょうなあ。元々何をするつもりだったのかは解らないのですが。


今週のみんとサマ

・おかしな事を言い出すいちごを、歩鈴共々白い目で見る。
・ライラックポイントの説明をする。「きっとその子も優雅で美しい、わたくしの様なお嬢様ですわ」
・後でひっくり返りますよと言わんばかりに置いてある水槽の中で泳ぐネコについて解説する。
・「エイリアン探索係」と「浅野くんにかまう係」に戦力を分ける。妥当な判断かと。
・衆人環視の中、変身。いや、きっと化け物騒動でみんなそれ所ではなかったのだろう。
・しかし戦ったのはいちごのみ。ま、いいか。ミュウミュウだし。


今週のざくろお姉さま

・一切出番ナシ。21話が伏線だったりしたら、ちょっとすごい。


今週のお前は自分自身の作戦にハマってしまう危険性を考えた事があるのか?

・ストロベルベルをブーメランのごとく使い、キメラアニマを翻弄。「秘技、猫じゃらし」
・キメラアニマを倒した後、観客の方に向けてポーズを取る。
・絶妙な間で拍手を入れ、暴動を回避する。


今週のしゃべる子ザル

・(おそらく)れたすのドリームな発案に乗り、浅野さんをライラックポイントに仕立てる。
 「歩鈴、お絵描きが得意なのだ」 「ホ、ホントに上手くいくんスか?」


今週の怖い物知らず

メルヘン柔軟な発想で、いちごの置かれた状況を判断する。
・浅野さんの依頼に首をツッこむ。返事は「ニャー」。
・ネコ相手に真顔でドリームを語り出す。


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