も〜っと!おジャ魔女どれみ各話感想

個人的に面白いと思った話には#が、そうでなかった箇所にはbが最高で5つ付いております。



30話「まぼろしのレシピをください!」  ##bbb


主題...「戦いは力ではない。頭だ!」

      見ればわかる通り、どれみちゃん達は全然勝負になっていません。思い付きで作業を
      始める事自体が笑止千万です。
      そこで女王サマは「やってみなければ結果は判らない」と言う主旨の言葉をマジョロク
      サーヌに何度も投げかけます。
      一見ただ単にどれみちゃん達をひいきしてるだけに見えますが、実はそんな浅はかな
      行為を行なっているのではありません。
      それが証拠にロクサーヌは気付かされます。せいぜい教科書止まりのマジョパーラー
      には、レシピ日記を完成させる可能性がない事を。さらには(女王サマを含めた)魔女
      達には、先々代サマを呪いの森から出させられる可能性がない事をも。
      女王サマは道楽で回りくどい方法をとっておられるワケではないのです。


見所...「野菜は魔力を育てるための重要な栄養素だ。」

      魔女界の法則では、野菜そのものが栄養素として見なされると言う設定が暴露されて
      います。間違っても「野菜にはビタミン等の体に重要な栄養素が含まれているのだ。」
      などと言う取って付けた様な道徳は述べられていません。


31話「なおしてみせます!野菜ギライ」  ##bbb


主題...「一方的な押し付けは駄目である。」

      あれこれ手を尽くした所で、結局「食べれ」の一点張りでは効果がありません。
      おんぷちゃんの体を張ったパフォーマンスの意味を、ハナちゃんが理解できる事に
      よって、初めてコミュニケーションが成立したのです。
      今回注目したいのは、レシピ日記そのものはちっとも役に立っていない事。
      前回マジョパーラーが言っていた「思い上がり」の意味を、繰り返し視聴者に提示
      しています。


見所...新しい挿入歌

      歌詞から判断するに、今の展開はだいぶ以前から用意されていたのでしょう。
      おそらく、今までの「コミュニケーション」や「お菓子作り」と言うテーマは、今後の
      子育てのための下準備だったに違いありません。
      何やら、答案二枚返しが円月拳の極意だった「とどろけ!一番」を連想させますね。

    ・ めっちゃ、鼻が利くハナちゃん。

      ダジャレですか。ついでに「パティシエインカムの耳から飛んでくミミ」もやってくれ
      たら面白かったのですけど。


32話「ももこのママ修行」  ####bbbbb


主題...「母から子へ伝えたい言葉」

      子育てがゲームでも読書でもない以上、ももちゃんが何らかの失敗をしでかす事は
      目に見えていましたね。
      ホントに一人で大丈夫か心配なのにもかかわらず、おせっかいなハズのどれみちゃ
      ん達や、マジョリカ達はももこの前に姿を現わさずにあえて放置しています。
      そして案の定ミスが発生した際、まるで新入社員をイビるお局サマのような調子で
      キツい言葉をももちゃんに浴びせます。
      言うまでもなくあからさまに、コレは#4話でどれみちゃんが辿った道ですね。
      おそらく今回の様な事件は、ママになる者ならば一度は受けねばならない試練なの
      でしょう。その事をももちゃんに知らしめる為に、あいちゃん達はこういう行動を取って
      実体験の機会を与えたのです。
      この状況では「イヤ」とか「飽きた」とか言ってる場合ではありませんね。
      当たり前の事なんだけど大事な事だとは思いませんか?


見所...「うま」と言われて、7話で使った馬の人形を取り出すももちゃん。

      おそらくは「自分だけが知っている、ハナちゃんとのコミュニケーション手段」を見せつ
      けたかったのでしょう。
      このあせりが、おんぷちゃんに相談もせずに一人で暴走を始めるきっかけとなってしま
      うのですが。


33話「天下無敵!?おジャ魔な助太刀」  ####bbbbb


主題...「奇矯な行動は慎もう。」

      ワキ役も含めた全員が非常に生き生きと動いていて、とても楽しいお話でした。
      さて今回、岡島君のケガの原因を作ったのは、奇天烈なはしゃぎ方をしたももちゃんに
      あるのですが、そもそも岡島君のお父さんが手裏剣や竹ぶすまなどシャレにならない程
      スパルタな仕掛けを作って遊ばなければ門下生がいなくなる事もなかったワケで、さら
      には服部さん達が道場破りと言う、人の生活に影響を及ぼすようなシャレにならない程
      ハイリスクなコミュニケーションを取ろうとしなければ、岡島君もここまで無茶をしなくても
      良かったハズです。
      やはり一般常識は身につけた方がよさそうですね。


見所...素手で相手をブチのめす矢田くん。

      それは試合じゃなくてケンカだ(笑)。誰の為に戦ってるのか忘れちゃってますね。
      こう言う青い所もキチッと描写してくれるのが、なにげに嬉しいです。

    ・ 「どうもありがとー。これからもおんぷを応援してね。」

      利用するだけしておいて、一切あとくされナシ!世渡り上手 な小悪魔っぷりが十二分に
      堪能できる名セリフでした。


35話「玉木、天下をとる!?」  #####bbb


主題...「ボクだったら、こんな風にはみんなを笑わせられない。」

      ・・・思い出したよ。はづきちゃんに萌えていた、そう遠くはなかったハズの頃の事を。
      今回は、玉木と宮本君の対決再びかと思いきや、完全に林野クンが主役の話でした。
      1話、3話、20話と地道に描写を重ねられてきた、彼のエンターテイナーとしての才能
      が見事に花開いて、ちょっと アラは見られるものの非常に面白く楽しめた話でした。
      たとえお嬢様ズの様な笑いは取れなくても、違った意味での笑いならばすでに充分取
      れている取れている事に気付いた時こそが、彼の本当の意味での出発点なのでしょう。


見所...「あの人、失敗したり、ドジったり、負けたりした事が無いんじゃないかしら。」

      おんぷちゃんによる、林野評。そんなハズはありません、あれだけガリ勉に時間を割
      いていれば、他のいろんな所を犠牲にしているハズです。1日を48時間使える人なら
      話は別かも知れませんが。
      正しくは「失敗は取り繕い、ドジは無かった事にして、負けた事は認めたがらない」人
      です。(都合の)悪い事はなかった事にしたい性格なのでしょう、多分。
      だから自分「は」絶対に正しくあらねばならないと思い込んでいるのです。おんぷちゃん
      (他人)の視点からなので、微妙にズラした表現使ってますケド。
      教室で名前を売る玉木に食ってかかった時も、言ってる事自体は正論なんですね。
      バカは無力だと思い込んでいるために、クラスの反感を買いまくってましたが。


37話「妖精だって休みたい!!」  ####


主題...「雨降って地固まる。」・・・で、いいのかな?

      またまたどれみの横暴が一因だし、使われる側も集団ヒステリーに陥ってますね。
      互いに話の接点が見つからないまま、こじれるだけこじれさせておいて、結局は
      ハナちゃんからのクレームでうやむやに。
      出来もしない無茶な事を終始がなり立てるだけのマジョリカや、その度律義にツ
      ッこみを返しつつも、妖精捕獲のチャンスは逃すまいとする現実的なあいこ、常
      にカドの立たないポジションを取りたがるはづき、傍観者を装うももこ、駆け引き
      に関しては、ララに及ぶべくもなかったおんぷ、相手の行為は客観視できても自
      分の行為はこれっぽっちも客観視できないどれみなどと、イジワルな笑いがこれ
      でもかと言わんばかりにたっぷりと詰め込まれた快作でした。
      あくまで小競り合いのみに終始した展開が実に見事です。


見所...ようせいストたいさく本部

      知識欲旺盛なはづきちゃんが、この程度の漢字を知らないとは考えにくい気もし
      ます。遊び半分で作ったモノなので、見た目のほうを優先させたのでしょう。

    ・ 「ナニ?あたし達って、それ(レシピ日記)だけの存在やったん?」(ミミ)

      安心しろ。あと、マッサージ係もあるゾ。

    ・ 実は物理的衝撃に弱かったレシピ日記。

      よいこのみんなはマネしちゃダメだゾ、ちゃんと中に入っている妖精さん達の気
      持ちも考えてあげようネ。


38話「学校へ行きたい!!」  #####b


主題...「ドンマイ、ドンマイ。三歩進んで四歩下がるヨ。」

      ムリヤリ名前を付けるならば、かよこちゃんは100点病ですね。
      おそらく100の状態が出来て然るべきだと思っているから、どうしても減点方式で
      物事を考えざるを得ないのでしょう。
      良くも悪くも手加減が出来ない性格という点では、天敵である林野と同類なのかも
      知れません。
      あえて苦言を呈するならば、かよこちゃんが最も必要とすると同時に、最も信用し
      てはいないであろう、「友達」という言葉をどれみちゃん以外に口に出させたのは
      いささか勇み足だった様に思えます。


見所...「超ビッグなステーキが食べたい・・・」X3(流れ星に願いをかけるどれみ)

      欲張り過ぎです。ステーキ型クッキーの説明の時も、なんか本気だったし。

    ・ 「結局、原因は解からなかったわね。」(おんぷ)

      そりゃそうだ。正面きってテープレコーダーに悪口吹き込むアホなど居ません。
      まあ少なくとも、かよこちゃんが思っている程は、周りの皆が彼女の事にこだわ
      っているワケではない事から、問題が透けて見えるだけでも収穫だったかと。
      相変わらず、いい仕事してます。


40話「ハナちゃん、イモを掘る!」  #####


主題...「世界はラブ&プー。」

      アンドピースで皆ハッピ〜。きっと〜明日も・・・失礼いたしました。
      何と言うか、前半のブチ切れ様は只事ではありませんでしたね。
      どれみ史上に残るであろう怪作でした。サービス満点、ごちそうさまです。


見所...イモを前にしてクネクネと恥ずかしがる、おんぷちゃんとはづきちゃん。

      何げに珍しい組み合わせです。もっともそれ以前に、はづきちゃんはどれみちゃん
      以外とはあまりカラもうとしないのですが。

    ・ あいこに鍋奉行される4人。

      色々と見所があるのですが、中でもイモが焼き上がるのを待つシーンが一番凄い
      です。特にどれみちゃんは完全に目がイッちゃってます。
      ガマンの限界を越えちゃったんでしょうね。

    ・ 「私のために少し待って!」(イモを食べる直前に待ったをかけるシーン)

      タイミング最悪な上、おもいっきり私用。少し芝居がかっている辺り、身のかわし
      方は心得ているようですが。

    ・ レシピ日記の中でネコ車を押すミミ。

      どうやら先日の騒動以来、労働環境が少し改善されたようです。

    ・ ミミズに恐怖する、はづきちゃん。

      後ろを向いて何か作業に没頭してるのは、おそらくミミズを見なかった事にしたい
      のでしょう。ゲロのようにも見えましたが、畑の真ん中なのでその可能性は低い
      と思います。


41話「魔女ガエルの村おこし」  ####


主題...「せ、せ、世界はテル・ア・ライ。」

      アンドピースで・・・くどいか。見りゃ解かりますが、村長さんも嘘付きですね。
      マジョガエル達の孤独は癒せても、自分の孤独は解決できなかった様です。
      故に自分では理解していても日本人に無理難題を押し付けてしまってるのでしょう
      (なぜ和菓子にこだわるのかは不明ですが、おそらく魔女界にはないモノを求めた
      のではないかと)。
      一見「ヘンクツな魔女に説教たれて最後は5人のタイガーアッパーカット(今回は
      やりませんでしたが)でシメ」と言う、パティシエ試験の定番フォーマットに乗っかっ
      ただけの話の様に見えますが、実は見せたい所はワザと削って制作されている
      のではないかと思われます。何気にスタッフの方も二枚舌ですね。


見所...「(マジョリードが日本に行っていたのは)もう昔の話じゃ。」

      魔女ガエルが昔と言う位ですから、相当時間が経っているハズです。
      画面から得られる情報を元に、マジョリードが魔女ガエルになったのは最後に
      日本へ行った時だと仮定すれば、許されなかった失敗とは何の事だか、おのず
      から見えて来ますね。

    ・ 「梅干し入れたの、誰〜!?」

      ・・・多分どれみちゃん。春風、ういろうにミョ〜なモノ入れるんじゃないぞ。



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