も〜っと!おジャ魔女どれみ各話感想

個人的に面白いと思った話には#が、そうでなかった箇所にはbが最高で5つ付いております。



11話「先生が止まらない!!」  ####b


主題...「みんなみんな生きているんだ友達なんだ。」

      今回は、ナメられまくってたゆ〜かちゃんがクラスの一員として溶け込む、ただそれ
      だけのお話でした。
      個性偏重教育の弊害がどうのこうのとか言うたわ言は、実に片腹痛いですね。
      当事者にとっては、それこそ胃の痛くなる様な問題かも知れませんが。


見所...関先生も真っ青な、ゆ〜か先生のチョーク投げの腕前。

      結果オーライなだけって気もしますけど、もしかして本当に天才か!?とも思わずに
      はいられません。

    ・ あいこ、おんぷ、はづきちゃんの体操服の上着の丈。

      ちゃんと、背の高いキャラほど上着の丈が短く見える様に作画されています。
      いつもながら実に仕事が細かいです。

    ・ 「生徒を勝手に連れ出したりして、事故があったりしたらどうするんですか。」

      誰にナメられてるか、見え見えの痛烈な皮肉ですね。


12話「小竹VS鬼コーチ五十嵐」  ####b


主題...「ケンカスルナラ、オレヲタオシテカラニシロー。」

      話の骨組み自体は定番中の定番ですね。五十嵐先輩、異常にカッコいいです。
      様々なプライドがぶつかり合う中、小竹とどれみ達のぶつかり合いも見モノだったの
      ですが、こちらはラストがかえってどれみ達をバカにしている様に見えるのが実に
      残念でした。もしかして、ホントは台詞の順番が逆だったのでは?


見所...「バカみたい、スネてるヒマがあったら頑張ってレギュラー取り戻せばいいじゃん。」

      その通りではあるのですが、微妙に解かっていない台詞です。
      だから小竹は「同情」なんてまっぴらだと言っているんですね。


13話「夢の船にのりたい!」


録画に失敗して観損ねました。不覚。


14話「波乱のハッピーバースデー」  #####b


主題...「まあ、お互いサマというコトで。」

      少々、食べにくいお話ではありましたが噛み応えはありまくりでした。クソガキどもに
      見せるのがもったいないくらいに。
      今回、ももこは間接的にどれみに、どれみはすんごくバカ正直に麗香に、麗香は容姿
      の事しか見ないで、いや、知らない国の出来事を根拠レスにうのみにして、ベスに、
      ベスは全く気付いていないと思われますがももこに、結構ヒドい事を言っています。
      誰が何サマと言うワケではあるまいし、お互いサマなら頭を下げて仲良くやりましょう
      や。と、そういう話ではないでしょうか。
      おそらくこのシリーズでは、「人種差別」とか「学級崩壊」とかいった大仰なテーマは
      フェイクです。そんな「言葉」よりもっと、当たり前だけど大事な事ってモンがあるだろ?
      って訴えかけてるのではないかと。そう存じます。


見所...はづきの料理の腕が上がった事をホメるももこ。

      3話(で卵を割れなかった頃)から、時間が経過している事を表わす描写です。
      同じく3話から麗香とももこの仲が進展していないのとは対称的ですね。
      それから、ももこのベスに対する心の中の時間がビデオレターを見るまで止まったまま
      だった事と、またもや3話で島倉さんの裏切り(?)を受けるまで麗香の島倉さんに対
      する心の中の時間が止まったままだった事とでは一致が見られますが、ももこちゃんは
      物理的に離れていた事情があるのに対し、麗香は近くにいたにもかかわらず気が付か
      なかったというのも、これまた対称的です。

    ・ 「玉木さんにソックリでしょ?」

      ただ単にメアリーの容姿の事を言ってるようにも、玉木へのどれみちゃんによる評価を
      後押ししてトドメを刺してるようにも、「ホントは照れ屋さんな所もね。」と、どれみちゃん
      のフォローを入れてるようにも、どうにでも取れる思わせぶりな言動が実におんぷサマ
      らしいですね。


15話「きれいなお母さんはスキ?キライ?」  ####


主題...「お前もマザコンか?」

      水商売うんぬんと言うのは、ママさんの方の悩みです。たけしは、どちらかと言う
      とお店(死んだ親父?)に嫉妬しています。
      彼はお母さんにチヤホヤされたくて仕方なかったのです。ももこちゃんの言う通り、
      甘ったれてます。
      けれども、彼は気が付きます。「オレが今の母さんを支えているんだ。」って。
      オチのケーキは、そんな彼によるささやかな意思表示なのではないでしょうか。


見所...「今度、たけし君を連れてきなさい。僕から話してあげる。」

      飲み屋にて、渓介さんはこう言ってヨソ様の家庭の事情に首を突っ込もうとします。
      (100%好意からですが)どれみちゃんのおせっかいな性格は、彼ゆずりなようで
      すね。

    ・ ケーキ作りの時、たけしにケンカを売る矢田。

      「勝負」という大義名分を作ってやる所が、実にナイスガイですね。


16話「おいしいだけじゃ、ダメ!?」  ##bbb


主題...「演歌は日本の心。」

      現在、演歌の売上は歌謡曲全体の3%しかないそうです。その原因は、最近の
      若者が字ヅラばかりとらえて、ウラにある心を見ようとしない事にあります。
      今回のお話は、そんな日本の若者達に警鐘を鳴らす、深いメッセージがこめられ
      ているのです。


17話「因縁のライバル!春風と玉木」  #####bb


主題...「支え合いの心、大切に。」

      期待通り大変面白いお話でした。#37話と同じくウサギとカメがモチーフの話ですが、
      今回のカメさんは「やったぁー!追い抜くチャンスー!」などとは叫びません。
      成長しましたね。


見所...ぽっぷを探す際、トイレをのぞくどれみ。

      緊張でお腹を壊してないか考えたようです。こういう気配りが実に細かいですね。


19話「ケンカばっかり似たもの親子」  #####bbbbb


主題...「愚直な約束は慎もう。」

      こりゃあ見事なクソガキだなあ。
      さて、今回の彼にとっての世間とは、仕事意外何も出来ない(ように見える)無力な
      父親を生み出すふざけた環境であるように思われます。そんな不安定な足場を支え
      ようとして、彼は必死で理論武装(と言うより屁理屈ですが)をしているのでしょう。
      要は、周りがふざけているならば、自分もふざけているしかないのです。
      それを世間では「手のつけられないバカ」と言うんですけどね。
      こう考えると、「出来ないモノは出来ない」とキッパリ言ってのけた、宇宙警察機構の
      エクスカイザーさんは大したものだと思います。


見所...財布を落として、見境いをなくすどれみちゃん。

      どうもこの子は自分のトラブルには弱いようですね。
      だから、自称「世界一不幸な美少女」なのでしょう。


20話「はじめて会うクラスメイト」  #####


主題...「正論、ただし暴言。」

      かよこちゃんの家を訪ねた際、彼女のあまりにもつっけんどんな態度に思わずももこ
      ちゃんは怒り出してしまいます。カウンセラーであるゆき先生が制止しますが、これは
      今のかよこちゃんにとって、「正論」を吐かれる事が一番ツラい事だからです。
      彼女にとっての問題は、子ども社会での立ち場がない事にあります。
      残念ながら大人である関先生(かよこちゃんは友達だと思っている様に見えますが)
      や、ゆき先生ではほとんどどうしようもありません。
      そこでどれみちゃんの出番となるワケですが、彼女のとった行動も一歩間違えれば危
      ういモノでした。もし、途中でステーキの方を選んでいたならば確実にかよこちゃんを
      「バカにしてる」事になり、ただでさえ小さいかよこちゃんの足場をさらに削り取ってい
      た事でしょう。
      そんな窮地に自ら飛び込んでいったどれみちゃんの勇気は賞賛に値すると思います。



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