主題．．．「俺がゾルダを倒しちまったんだ」

  相変わらず汎用性のないポロンを持たせるのがお好きですね、女王サマは。
  さて今回はヤケにタイミングのいい登場から解る通り、例によって女王サマ
  が裏で糸を引いています。
  奇麗事で生きている人間はモロいので、ハナちゃんを使ってどれみちゃんに
  試練をお与えになられたのです。そのハナちゃんにフォローを入れさせた
  直後に巧みに問題をスリ替えて、不必要なショックを与えない様にする配慮
  が実に見事ですね。いつもながらの策士っぷりが堪能できました。
  個人的にはおんぷちゃんのあられもない姿ぽっぷちゃんの浴衣姿が見れた
  だけで満足です。・・・解ってたんなら止めろよ。

主題．．．「しかも一緒の布団ですかあっ」

  ＣＤドラマでしか見れなかったパジャマパーティーが本編に登場するとは
  思ってもみなかったです。ほぼ全員分をフォローしてあるのも嬉しいですね。
  あえて苦言を呈するならば、心底いらないモノは、ばっさり切り捨てる位の
  思い切りが欲しかった所ではあります。

見所．．．プレゼントを渡されるマジョリカとララ

  ようやく苦労が報われたと言うか、とにかくご苦労様です。

主題．．．「そりゃあ、エサの与えかたが悪いんだろう」

  贅沢なエサを与えているウチに、飼い猫がそれしか食べなくなった、
  まあよくある話ですね（厳密にはオイコーラのみで生きているワケ
  ではないでしょうけど）。

見所．．．何はともあれマジョリンちゃん

  いつもポーカーフェイスな彼女が、あれほど表情を崩したのは初めて
  見ました。一緒にいた女王様が一体どんな表情をなさっていたのかは
  ベールのせいで解らない辺り、想像力を喚起させられて面白いです。

主題．．．「あっ！空飛ぶトンカツソース！」

  おかげで空君がなんとなくトンカツみたいに見えて仕方ありませんでした。
  あくまで魔法を途中の過程に据えるポリシーが素晴らしいです。今回の魔法は
  ようちゃんと言う、プロフェッショナルの世界にほんの一歩近づいている人物を
  間接的に召喚できた事に意義があります。
  飛んだと言うより、なんか浮かんだ・・・・・ような気がする。みんなでバカやって
  見事に玉砕して。そういう世界がある事が伝われば、それで充分なんです。
  この時期におジャ魔女音頭を配する心配りも見事でした。本編とは逆に女の子
  の世界に、男の子の世界を持ち込まない様にしてるんですね。

見所．．．正義クンを屁理屈で言い負かすハナ

  解ってやってるのかどうかは甚だ疑問ですが、巧みに話題を反らした上に相手の
  得意技能までをも封じ込めてしまうとは。さすがは未来の腹黒女王サマです。

  ・「ああ、機体の強化に使えると思う」

  ようこちゃんにも指摘されてますが・・・さらに重くしてどうする。

  ・女の子座りのももこちゃん

  いつの間にやらアグラ以外の座り方を身につけた様です。作劇的には、女の子
  代表として空君と対比させているのでしょうけど、なぜももちゃんなのかはしばらく
  時間を置かねば見えてこないかも。彼女は５人の中で唯一、本格的な挫折を
  味わっているキャラなので、何かその辺りが関係していそうなのですが。

  ・ソファーに座らないはづきちゃん

  服が汚れるからでしょう。育ちの良さが出ています。

  ・ホームルームの時間に頬杖ついて居眠りしている伊藤クン

  そうか、ホントに秘密だったのか。我関セズな林野、ポカンと口を開けているハナ、
  くやしそうな小竹、死にそうな顔をしている空など、このシーンに限らず、今回は
  キャラクターのリアクションが本当に細かいです。

  ・「わたし達、立場上とめなくちゃいけないんだけど」

  ワザとクソ正直に言ってる所がおんぷサマらしいです。いちいち言うのも何ですが
  みんなが言えない事を演技として代弁しているんですね。

  ・ヘッピリ腰で転ぶ、ごうじ君

  他のみんなは飛行機を押し出した勢いで転んでるのに、コイツは勢いについて
  行けなくて倒れてるんですね。ついでに言うと、どじみちゃんは画面の外まで
  はじき飛ばされてます。

主題．．．「ハナちゃん魔法使い過ぎー！」

  バンクがクドくて、最初は見ていて何だかバカにされてる様な気がしたのですが
  後からビデオで見返して観ると、スッキリしていて楽しめる話でした。
  今回の場合、変にややこしい話を作ろうとするよりも、見せ方のみに重点を絞って
  制作されたのは正解だったと思います。

見所．．．きっちり売れ残るどれみ犬

  そう言えば、去年のクッキーも売れ残ってた様な・・・。
  彼女がどれみちゃんの担任じゃなくて良かった気がします。

  ・ペットフードだらけの、ゆ〜か先生の部屋

  言うまでもなく、こんなに通い詰めていたんですねえ。

  ・実は怖い、ゆ〜か先生

  その迫力を人に向けられれば、去年あんなにナメられる事もなかっただろうに・・・。
  やっぱり色んな才能をムダ使いしている様な気がします。あ〜、ホントに怖かった。

  ・「やだ、見られちゃった」

  そうか、見せびらかしたいんだね。

主題．．．「あっ！何か足りないと思ったら・・・」

  風呂上がりのコーヒー牛乳がないんだ！

見所．．．何気に言いたい事言うどれみちゃん

  さらっと、人様の親に何て事を・・・。

主題．．．「わたしの夢は（ゴーーーー）」

  相変わらずのカッチリした構成に加え、いい方にも悪い方にもどうとでも
  取れてしまう思わせぶりなラストが秀逸です。
  欲を言えばももこちゃんのトライ＆エラーがもっと見たかったような気はします。

主題．．．「まあ、目的そのものはちゃんと果たしたんだからハッピッピかな」

  てっきりいつもの「いい事をしたから合格〜」な魔女界ルールが
  適用されるのかと思っていただけに少し意外な展開でした。
  確かに魔法を使えないのに園児を救わねばならない状況そのもの
  でしたので、この場合はオヤジさんが人柱になるのが正解・・・
  と言うのもあんまりですので、あらかじめこういう状況を想定して
  左官屋の資格を習得しておくべきだったのでしょう。

主題．．．「よくやった、感動した！」

  ぽっぷの主役話のみにとどまるかと思いきや、ドドたち妖精らや普段あまり見られない
  先生方の出番まで用意して下さるとは驚きでした。
  残り少ない話数、キャラクターの出番は大事に使いたいですね。

主題．．．「織姫って、イメージがひとり歩きするモノだし」

  最初から最後まで何にも変わらない展開にニヤリとさせられます。
  シニカルな台詞回し、脇まで気を配られた配役、かつてを思い起こさせるギャグ、
  キャラ立ちまくりのゲストなど、娯楽要素のいっぱい詰まった良作でした。

見所．．．「お前ら、何年魔女見習いをやっておるんじゃ」

  ・・・いや、本来の目的は、それとは関係・・・ゲフン、ゲフン。

  ・彦星と一緒にショックを受ける牛。

  必要以上に深刻にさせないギャグが小気見よいです。

  ・オイビール

  コーラだけでなくビールまで。まさかとは思うが・・・。

主題．．．「俺は、かれんちゃんが大好きなんだ」

  バカが凄い勢いで次々と伝染いくサマが痛快でした。ビジュアルに無駄に
  力が入りまくってるのがこれまた何とも。
  人並み外れた暗記力と、完璧にショートしまくった思考回路が同居している
  コマンダーハナもいい味出してました。
  ぜひ次回作はこのノリで、森野かれんちゃん主演のバトルレンジャーＶを
  お願いいたします。

見所．．．なかなか立派なスピーカーを備えた、マジョリカとララの部屋

  本当にサンバが好きなんですね。防音は魔法で何とかしてるのでしょうか。

  ・「あんな不気味だったお姉さんが綺麗で優しいお姉さんに」（どれみ）

  コラ、しれっとナニ、口滑らしとんねん。

  ・「みんなー、ホントにその格好で平和を守るのー？」（はづき）

  気にすべき所が微妙に間違っています。グッドボケ。

  ・「あの子（転落したコマンダーハナ）は？」「幻だったのか・・・」

  それ以前に人身事故を疑え。ここまで突き抜けられると爽快です。

  ・どれみちゃんのおダンゴを手でどけるおんぷちゃん

  ちなみにバトルレンジャーＶの前後。ＴＶを観るのにジャマなんですね。

主題．．．「なぜだ？！コーラがレモン水に」

  てっきりギミックの種明かしを中心に話を進めるのかと思っていたのですが
  そんな些末な事は、どーでもよかった様で。
  今まで見た事のない雰囲気での始まり方には意表を突かれました。
  何より驚いたのは、非常に萌え度の高い原画を一人で担当なさってた事。
  ベテランの底力を見せつけられた感じでした。

見所．．．ものすんげーガサツな荷物の開け方をするどれみちゃん

  ちらかしグセ全開です。こりゃひでえ。

主題．．．「おんぷとおんぶって、似てる〜」

  マジメな関先生、あんましマジメじゃないゆ〜か先生、ちょっとお人好しなパパさん、
  ビビりつつもツッコミは忘れないはづきちゃん、光るデコ、アフロ再びなど、非常に
  キャラクターに気を配られた良作でした。
  あえてケチをつけるならば、あまり目立たないクラスメイトもあと一人くらい混じって
  くれてても良かったかなーって所ぐらいでしょうか。

見所．．．渓介を差し置いて、魚をバンバン釣ってしまう、ゆ〜か先生

  相変わらずマイペースな人です。おかげでキャンプの間中、度々パパは苦笑いを
  浮かべさせられるハメに。

  ・「カレーと言えばシーフード」

  相変わらずハリキリ過ぎな人です。しかも誰に向かって喋ってんだか。

  ・「ハナちゃんもプリン入れちゃお」

  で、玉木ちゃんが独り言をいっている間に、ゆゆしき事態が。更に知ってか知らずか
  人をハメるのが上手いハナと、人と張り合うのが好きな麗香サマとが絶妙にかみ合って
  しまってステキな結果に。
  普通なら、カレーが他の材料に負ける様な事はそうそう起こるモノではないのですが、
  それすら超越して、ねるねるねるね宜しくどんどん化学変化を起こしていく過程は
  実にすさまじいモノがありました。
  それから、何げにおやつの定番のバナナが含まれているのも見逃せません。

  ・「ご飯は新ＳＯＳが焦しちゃったんだよ」

  彼らがカレー奉行さまにしばかれる姿が目に浮かびますね。